最高の寝心地。反重力メカニズムと6Dアームレストが凄すぎるオフィスチェア SIHOO DORO C500 先行レビュー!
好みの角度で止まってくれる「反重力メカニズム」
どんな姿勢でも腕を支えてくれる6Dアームレスト
美しい流線型のフレーム
Doro C500をSIHOOさんから提供いただいたのでレビューしていきます。
寝心地
まずはワークチェアにおいて最も重要な要素についてレビューしていきます。チェアですからね。椅子ですよ。ワークチェア、ワークのためのチェア。
仕事用椅子において最も重要な、生産性に直結する要素。そう、寝心地です。
SIHOO DORO C500は寝心地が抜群にいい。まず背もたれが135°まで傾きます。
これがちょうどいい。どれだけ仕事に集中していても、このチェアならスッと寝られます。多分135°まで傾くワークチェアってあまりないんじゃないかなと思います。
あと「反重力メカニズム」って言うらしいんですけど、これがなかなか良い。リクライニングをロックしなくても、背もたれが好きな角度でいい感じにピタッと止まってくれます。ガッツリ横になりたい時もその場で「ピタッ」。少しだけ傾けたい時も「ピタッ」。
動画で見てもらえるとわかりやすいと思います。
それだけ?って思うかもしれないんですけど、これ地味にすごくて。普通リクライニングは倒しても反発して戻ってくるんですよね。当然ですけどバネの力なので倒せば倒すほど反発して起こされちゃいます。なので、実際にはいい感じの角度のところでぶるっぷるに踏ん張りつつロックして使うって言うのが普通のワークチェアのやり方です。これが普通。それが標準的なワークチェアです。
DORO C500はそれが不要です。どの角度でもその場で留まってくれるので都度都度ロックしたり調整したりする必要がありません。これ地味だけど地味にうれしいです。
ワークチェアですから、座ってる時はワークにフォーカス and コンセントレイトしたいんですよ。椅子の操作に気を取られたくありません。だけどDORO C500なら倒れてほしい時に倒れてくれて起き上がってほしいときに起きてくれます。地味だけど便利。
一応ロック機能はあって、三段階の角度で固定できます。全く傾けたくないときの集中フォーカスモード、全開お昼寝快眠シエスタモード、その中間の一休みブレイクモード(すべて勝手に命名)の3つがあります。
あと、僕は不要だったんですけど、反重量メカニズムを十分に体験するには事前調整が必要です。やり方は簡単で、まずは右側下のレバーを回して背もたれの反発をちょうどいい強さにします。あとは背もたれの高さを肩の高さに合わせ、座面の高さも調整します。この辺の調整が終われば、あとは無重力の世界を体験できます。
デザイン
寝心地の次にワークチェアにおいて重要な要素についてレビューしていきます。チェアですからね。椅子ですよ。座るものですからね。ワークチェアにおいて二番目に重要な要素。
そう、『見た目』です。
今回提供してもらったのはホワイトのモデルなんですけど、めっちゃかっこいいです。高級感のあるメッシュ素材の質感、流線型のフレーム。部屋に置いているとついつい座りたくなってしまいます。
デザイン性は及第点です。
座り心地
ワークチェアにおいて、まあまあ大事かな〜
おまけ程度には重視すべき要素かな〜っていうのが、そう、座り心地です。
DORO C500の座り心地、これはいいな〜って思う点と、イマイチ自分には合わないな〜って点があります。
まずいい点から。個人的にこの座り心地の良さを支えている要素はふたつあると思っていて。ひとつは座面や背もたれに使われているメッシュ素材のクオリティの高さ。肌触りもいいし、弾力もちょうどいい。通気性がいいので夏でもベタついたりしません。とはいえ高級ワークチェアならこれくらいはやってくれないと困りますね。
ふたつめはアームレスト。6次元の自由度がある6Dアームレストになっています
6Dって自由度高すぎるだろ。これのおかげで完璧にちょうどいい位置にアームレストを持ってこれます。
これが個人的には一番嬉しい機能ですね。作業中でも腕全体をちゃんと支えてくれるので、肩や腰への負担が小さくなり、長時間座ってても疲れにくくなります。というか、通常のワークチェアのアームレストって外側すぎませんか?少々内側に調整できたとしても足りないことが多いんですよね。6Dアームレストなら都内の建売住居くらい幅を狭くできるのでマジでちょうどいい。マジで助かる。
逆にいまいちだなって思った点に関しては後で紹介します。
購入方法
Makuakeで販売されているので、リンクを載せておきます。定価は131,780円(税込)みたいなんですが、先行予約販売だと最大49%割引になるようです。詳しくはMakuakeのページを確認してください。
よくない点
さて、ここまではしっかり褒めてきたので、ここからは忖度なしでよくない点、イマイチな点を紹介していきます。
その1 組み立てがめっちゃ大変
組み立てはまず脚部を組み立てて、キャスターをつけます。それから座面にアームと背もたれを取り付けて、それを持ち上げて脚部に取り付けます。これ、マジで腰にやばいです。
ただでさえ重い座面にアームと背もたれをつけてたら、めっちゃ重いです。やばい。
マヂ無理
厳しいって
組み立ての手順は説明書通りではなく自分なりにカスタマイズした方が良さそうです。
その2 ランバーサポートが強すぎる
横から見るとわかりやすいんですけど、ランバーサポートが結構前に突き出た形になってるんですよね。なので座ると結構腰が押し出される形になって、長時間座ってると逆に腰が痛くなってしまいます。
この辺は個人差あると思うんですけど、ランバーサポートが苦手な人、自分の体に合わない人、むしろランバーサポートがいらないと思っている人にはあんまり向いてない椅子なんじゃないかなと思います。個人的にはジャストフィットする形状じゃなかったです。
一応可動性はあって、上から押さえるとスライドするんですけど、まあそんなに差はないです。
逆にランバーサポートがちゃんとある方がいい人にとってはおすすめです。背骨のS字カーブがしっかりキープされるので、腰への負担が軽減できると思います。
ランバーサポートがないとリクライニングしたときに腰が浮いてしまって、そこに負担がかかってしまいます。DORO C500のランバーサポートは姿勢に合わせてランバーサポートがスライドしてくれるので、どんな角度でもピッタリ腰を支えてくれます。
その3 アームレストとヘッドレストの調整がちょっとむずい
アームレストとヘッドレストはちょっと引っ張るだけで調整できます。戻す時はどうするかっていうと、最大まで持ってくると初期位置に戻る仕組みになっています。例えばアームレストの場合、引っ張れば高くなるんですが、一番上まで引っ張るとストンと下まで落ちます。
これ、あんまり好きじゃないです。どこまで引っ張れば下まで落ちるのかわからないので、「最大限高い位置にする」っていうのが難しいんですよね。「まだ上げられるか?ここまでか?」っていうチキンレースみたいな感じになります。実際もう少しだけ上げようと思って少し上げたらストンと落ちてしまったことが何度もあります。
例えば他社製のなんかだと、ボタンを押しながら高さを調整して、ボタンを放したらそこで固定される仕組みになってます。こっちの方が自分にとっていい高さに調整しやすいです。
あと、アームレストの調整が柔らかすぎる。もうちょっと固い方が好みです。
ちょっと触っただけで動いてしまうので、せっかく僕の考えた最強のアームレストの位置に調整してもすぐにそれが崩れてしまいます。
その4 フットレストが未知数
このDORO C500には、フットレスト付きのタイプもあるんですけど、今回提供していただいたのはフットレストなしの方だったので、この点は未知数です。あ〜あ、フットレスト付きならフットレストのレビューもできたのになぁ。残念だな〜フットレスト付き欲しかったな〜。
まとめ
見た目かっこいいし寝心地抜群
反重力システムが心地いい
座り心地は結構いいけどランバーサポートちょっと強い
6Dアームレストはマジで最高
ランバーサポート強め
組み立てちょっと大変
アームレストとヘッドレストの調整に終わりがない
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