プログラミングの醍醐味はサービスを作って親しい誰かに使ってもらうことだ
こんにちは!テックピットの山田(@kohe91)です。
初、noteになります。
プログラミングの勉強をはじめてみたものの、文法を学ぶばかりで実際にサービスやアプリが作れるようになるまでの道のりが果てしなく遠く感じ、挫折してしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。
僕もそのような経験をした1人です。
プログラミングの醍醐味は、自分が作ったサービスを親しい誰かに使ってもらうことにあると僕は考えています。しかし、その楽しさを知る前に、挫折してしまう人がとても多いです。
その楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたい!という思いから、先日、サービスを作りながらプログラミングを学べる、プログラミング学習教材のマーケットプレイス「Techpit Market」をリリースしました。
嬉しいことにすでに想定以上の方に使ってもらっております。応援の声もたくさんいただき、本当にありがとうございます。
一方で、サービスを早く届けたいとリリースを急ぐあまり、なぜ僕が「Techpit Market」をやっているのかをオープンにできていませんでした。今回は、なぜ僕がこのサービスをつくろうと思ったのかをお話します。
「Techpit Market」ってどんなサービス?
「Techpit Market」は、サービスを作りながら学べる、プログラミング学習教材のマーケットプレイスです。エンジニアがプログラミング学習者向けに教材を販売し、プログラミング学習者はその教材を購入してプログラミングを学ぶことができます。
Progateなどのサービスで一通り文法を学んだ後に、エンジニアが作った教材を元にサービスを作りながら、エンジニアの実際のサービスを開発する手順や考え方を学んでいく、そんなコンセプトのサービスです。
テキストベースの教材で学習を進めていき、分からないところは質問することもできます。(※ 今後教材販売するエンジニアの方によっては質問対応NGの教材もあるかと思いますが、現時点では全教材質問もOKになっています)
なぜ「Techpit Market」をつくろうと思ったのか
僕がはじめてプログラミングを学んだのは今から4年ほど前の大学2年生のとき。「僕もFacebookみたいなサービス作りたい!黒い画面をカタカタしたい!!! 」と思ってプログラミングをはじめました。笑
当時も学習サービスやスクールはいくつかあったのですが、どの教材も文法を覚えていくことがメインの教材で、この文法を学んで、はたしてFacebookみたいなサービスが作れるようになるのか、と疑問に思うことが何度かありました。
結果、サービスに登録して使ってみては途中で挫折して学ぶのを辞めて、言語を変えてみたり、他のサービスを試してみては、それも途中で挫折して、、、の繰り返しでした。
幸いなことに僕は、ちょうどその頃にITベンチャーでインターンをはじめたので、困ったときに聞けるエンジニアの先輩が身近にできました。その先輩に「if文って実際のサービスを作る上でどういう風に使われているんですか?」と聞くと、実際のソースコードを見せながら使い方を教えてもらうことができ、少しずつサービスの作り方を理解していくことができました。
教材やスクールが増えてきた今でもプログラミング学習で挫折する人が多いです。
初心者にも分かりやすい説明の教材は増えてきましたが、いまだに「学んだ文法がサービス開発でどのように使われるのか?」という僕が悩んでいた部分を説明をしてくれる教材は少ないです。実際に、僕自身もプログラミングを学んでいる友達から、「一通り文法は学んで何となく理解できて、次にInstagramみたいなSNSを作りたいんだけどどうやって作ったらいいの?」といった質問を受けることも多いです。
そんなプログラミングを学びはじめた当時の僕のような人を助けたいと思い「Techpit Market」を立ち上げました。
創業当初は、いつでもエンジニアに質問できる「オンラインメンターサービス」を立ち上げていました。その後どんな経緯で「教材を販売するマーケットプレイス」に方向転換したかのHOWの部分は次回のnoteで書きます。
サービスを作って親しい誰かに使ってもらうことがプログラミングの醍醐味だ
僕がプログラミングをしていて一番楽しい瞬間は、自分の作ったものを友達に使ってもらったときです。
小さいサービスでも、「こんなの作れるんだ!すごい!」と言われた瞬間は最高に気持ちいいです。
僕がはじめて作ったサービスは「名前を入れると、大学のゼミをランダムに決めてくれるサイト」でした。
HTMLとJavascriptだけのとても簡単なプログラムでしたが、それを友達に見せたときに「これ、すごい!面白い!」と言ってもらえて、「やばい…!超嬉しい!」と感じたことを今でもはっきりと覚えています。
サービスを親しい誰かにつかってもらったときの最高に気持ちいい瞬間をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
プログラミングの師匠と出会える、そんな場にしたい
当時の僕が少しずつプログラミングを習得していくことができたのは、エンジニアの師匠にサービスの作り方を教えてもらえたからです。しかし、いまプログラミングを学びたいと思っている全員が当時の僕のような環境にあるとは限りません。
エンジニアの師匠にサービスの作り方を教えてもらう。教材を通して実際に活躍するエンジニアの思考の過程を学ぶことができる。
そんな、一歩先を歩んでいるエンジニアや憧れのエンジニアからサービス作りの考え方を学べるような環境を作っていきたいです。
今後どうしていきたいか
現在はRubyの講座がほとんどですが、他の言語を使用した教材を作りたいというエンジニアの方が既に何名も登録してくれています。PHPやPython、からSwiftやJava、Google App Scriptなど幅広い言語で面白い教材と出会えるマーケットプレイスにしていきます。
まだまだサービスや教材の質について改善するべきことはたくさんありますが、これからも「Techpit Market」をよろしくお願いいいたします。
面白い仕掛けもいくつか考えております...!
最後に、少しでも「Techpit Market」に興味を持っていただいた方、ぜひランチかお茶しましょう!アドバイスください...!