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【NFT事例考察#1】メルセデス・ベンツ NXT Eternities

今後NFTを活用していくにあたって、今うまくいっている、あるいはうまくいきつつある事例を知っておくことは非常に重要です。
自分の頭の整理にもなるのでnoteにまとめていこうと思います。

メルセデス・ベンツ NXT Eternitiesとは

あの自動車メーカーのメルセデス・ベンツが発行するNFTが8/2に発表されました。

NFTは全部で1886個が発行予定のようです。今回発行されるNFTは選ばれた少数のメルセデス・ベンツのトップカスタマー(顧客)に提供予定で、高品質でパーソナライズされたWeb3体験を提供するため、数ヶ月から数年にわたって今後開催されるトップカスタマー向けのオフラインイベントにてミントが行われる予定としています。

ミント時はウォレットを携帯電話にタップすることでNFCチップがイーサリアムウォレットを作成するプロセスが採用される予定のようです。
ツイートの映像のようにNFC対応のカード型ハードウェアウォレットをスマホにかざすことでイーサリアムウォレットを作られる仕組みのようです。
これによって煩雑なウォレット作成コストを下げられるので、手軽さが上がっています。

メルセデス・ベンツは、NFTのミントが可能となるトップカスタマーイベントを開催予定のようですが、招待状の発送などを今後行うとアナウンスしています。

考察

2023年中盤になってからNFTプロジェクトはさらに活気を増してきたように感じています。今回紹介したベンツのような有名企業が参加していくことで、より注目を浴びることでしょう。
特に高級商材を扱うベンツなどはユーザーのロイヤリティを高める施策としてNFTは有効です。高級ブランドの本質は、ブランド所有欲を満たせることだと考えており、NFTによってその所有を証明し、世の中にそれを示せることはユーザーにとってもより充実した体験になっていきます。
とはいえ、実際にベンツユーザーがNFTについて理解しているとは思えず、企業からNFT体験を示していくことが重要なのではないかと考えています。
NFTブランディングはまだまだこれから伸びていく市場であり、これからも注目していきたいです。

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