花札は表社会に返り咲いてほしいという話
こんにちはこんばんはこーへいです。
工藤会のトップが死刑判決を受けましたね。
しかも今日のニュースですよ。
狙ったわけじゃないのですが、このニュース、ちょっと今から書くことに関連あるんですよね。
「花札は表社会に返り咲いてほしいという話」
三本締めについて調べていたのですが、関連動画として
【任侠】六代目 山口組 平成十七年度納会
というのがでてきて、見てみました。
ま、今回の事件は市民を巻き込んだ「かもしれない」という点で判断はしかねますが、
それでも原則彼らは私たち一般市民(カタギというのでしょうか)を巻き込んだりしません。
何だったら青少年を守る役割も担っていることが動画中で言及されています。
上下関係があれだけしっかりしていて統率がとれている以上、裏社会がこれだけ表社会に迷惑かからないように保てているのも彼らのおかげかもしれません。
ちなみに、花札も裏社会の文化のひとつとしての歴史があります。これほど時代が変わっても形が変わらず存在しているのは彼らが残っていることの影響が大きいです。
これは表社会の人間も知っていることですよね。
なので、花札も日本の文化として、一種彼らにお世話になっている面があったりします。
さて、ここまで比較的彼らに対して肯定的な記述かもしれません。
もしかしたら最初の何行かで読むのを止めた方は、
「なんだこいつはヤのつく自由業の肩入れか」
と思うかもしれませんね。
自己紹介でも記載したように、私が考える「花札師」の仕事は以下の通りでした。
①賭け事やアウトサイダーで培われた花札の負のイメージを払拭する、花札は老若男女誰もが楽しめるクリーンな遊びであるイメージを活動を通して培う
②花札の多様な楽しみ方を全世界に広げる、かつ、改めて日本の伝統文化であることを活動を通して認識していく
③ ①②の活動を広げることで、趣味世界(趣味コミュニティ)内での多世代のコミュニケーションをはかり、生涯学習、特に社会教育に貢献する
今回書くのは紛れもなく①についてですね。
そもそも論、私の親戚、友人、知人には(私の知る限り)裏社会の人間はいません。なので、裏社会に近づいてまで、花札の文化を「忠実に」守っていくことはしません。
それに、裏社会について表社会の人間は知らない方がいいことが多いみたいですから、そこまでして近づきませんよ。
むしろ、そろそろ花札は次のステップに進む段階だと思います。
それは、裏社会の文化としての花札から、表社会の文化として返り咲くという段階です。
歴史に忠実であれば、花札は裏社会のものとして存在していきますが、それは今までの形。
これからは、老若男女誰もが楽しめるクリーンな日本の文化にしていきます。すなわち裏社会の文化とは「別の文化」として存在させていくべきだと考えています。
それが、表社会に生きる花札師の務めであるし、だからこそ「花札師」という仕事(概念というべきか)を私はつくりました。
就職活動中、私は趣味欄に「花札」と書くことができませんでした。
前向きに認めてくれるコンサルの方もいたのですが、一方でやはり多くの大人から「いいイメージをされないものを、わざわざ就職活動で自分の特徴として出す必要はない」といわれ、あまり表に出すことができませんでした。
ああ、いいイメージないというのはこういうことなのかというのが今回の動画を見たり、事件を見たりして思う一方で、やはり自分の特徴としての趣味欄に、堂々と「花札」と書けるのが、私がこれから叶えていきたいことの大きな軸としてあります。
以上から、私は「花札は表社会に返り咲いてほしい」と強く願っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「花札をして食っていく」
花札師という今までにない職業を確立するべく、日々活動しています。
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