【経済】大阪市に製薬会社が多い理由
こんにちは!アート王子です。
歴史や経済が好きな僕がお送りする今日のテーマは「大阪市に製薬会社が多い理由」です。
シオノギ製薬が移転
塩野義製薬が2024年、7/11に「2025年夏にグラングリーン大阪に本社を移転する」と発表しました。
グラングリーン大阪は2024年9月6日に先行街開きする、JR大阪駅の北側、グランフロント大阪と梅田スカイビルとの間の場所に位置します。
公園や、商業施設、エンタメ施設、ホテルなどが造られていますが、そのオフィスフロアに塩野義製薬が移転するようです。
そこで思ったのですが、話題の小林製薬を含め「大阪市が本社の製薬会社って多いよな?」と思ったので調べてみました。
薬の町 道修町
製薬会社は大阪に本社を置いているところが非常に多く、その中でも大阪市中央区の道修町は「薬の町」として有名です。大手製薬会社がいくつも道修町に本社を置いています。
なぜなら、江戸時代、大阪は天下の台所と呼ばれ、物資の集散地でした。商業として製薬業が発展したのは江戸時代からであり、各地で独自に薬を作っていた薬種商がその天下の台所、大阪に集まったからです。
後に「薬の町」として知られることになる道修町(大阪府大阪市中央区)に「株仲間」のひとつである「薬種中買仲間」が組織され、輸入漢方薬の流通を一手に引き受けたのです。国内外の薬草、薬品があつめられ、日本の薬業の中心地として栄えつつそこから、全国に流通していったのです。
(https://biz-maps.com/media/?p=5241より)
大阪市に本社がある製薬会社
大阪市中央区修道町を拠点とする代表的な製薬会社は以下のとおりです。
・田辺三菱製薬株式会社
・塩野義製薬株式会社
・小林製薬株式会社
・田村薬品工業株式会社
・扶桑薬品工業株式会社
・日野薬品株式会社
・カイゲンファーマ株式会社
・山善製薬株式会社
・小城製薬株式会社
・株式会社フィールドアンドデバイス
・日本粉末薬品株式会社
・藤本化学製品株式会社
・鈴粉末薬品株式会社
けっこう聞いたことある会社が多くてびっくりですよねー!