【経済】日銀0.25%利上げってどういう事?

こんにちは!アート王子です!
経済が好きで、経済の動向を追うのが趣味なんですが、日銀が7/31の金融政策決定会合で政策金利を0.25%へ引き上げると決定しました。これはどういう事なのか?
めちゃくちゃ分かりやすくお伝えします!

金利が上がります

めちゃくちゃ簡単に言うとお金を貸した時に得られる利息「利子」のパーセンテージが上がります。
なので、銀行にお金を預けた際に貰える利子が増えます。(銀行は一般の人が預けたお金を元に他の人に貸すので)
逆に借金したい会社は返す際のお金の量(利子)が増えます。
また、変動金利でローンを組んで家などを買った人は返す利子が増える可能性があります(すぐには増えませんが)

景気を引き締める

「0.25%利上げ」「国債購入額を減らす」の2発が発表されました。
要するに、景気のスピードが加速してどんどん物の値段が上がっていく(インフレーション)のでブレーキをかけようという事です。

これに対して様々な意見がありますが
僕個人としては「ブレーキ早くないか…?」と思っています。
確かに日本国内に半導体の工場を作ったり、円安によるインバウンドにより儲かっていますが、日本とは逆にアメリカは利下げ(景気に対するスピードを緩める)が予想されているので、日本との金利の差が縮まって、円高傾向になります。そうなると輸出しても売れにくくなるし、外国人が日本に来る時に高く感じてしまう可能性があります。

あと、庶民感覚で給料上がってる感覚ありますか?むしろ社会保険料上がって手取り少なくなってキツいから、貯金しようってなってませんか?
日本儲かってる!このままじゃものの値段が上がり続ける!って事ですブレーキをかけたのですが、ブレーキかけるの早くないか?って思っています。
(あと、日本の自力で儲けてるのではなく、外国との関係で儲けているイメージがある)

投資家めっちゃビビってる?

僕も新NISAでちょっぴり投資していますが、今日(8/2)は軒並み株価が下がってます…。
景気の「気」は気持ちの「気」ですから、「やばい!儲からなくなるぞ!」って思って、株を手放す人が増えているのかもしれません。
外国人投資家からすると、今まで割安だった日本株(円安によって)が割高になる(円高傾向になるので)ので買うのを控える人が増えているのかもしれません。

日本はずっとゼロ〜マイナス金利だったので、ようやくプラスに振れて、徐々に儲かる(ものの値段も上がるけど、給料も上がる)いい時代に突入するのかなーと思っていましたが、思った以上に日本人(日本株を持っている人。外国人も含む)が「ヤバい!」って思っているのかもしれません。
日経平均が暴落していますが、どこまで続くのか…。変革の時代に生きている気がしてある意味楽しみです!

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