【神戸でラスト】お風呂大好きニッポンと古代ローマ テルマエ展
こんにちはアート王子です!
今日は昨日(6/22)からスタートしましたテルマエ展についてお伝えします!
神戸市立博物館で6/22からスタートしました。巡回してきたテルマエ展も神戸がラストです。早速初日に体験してきたので感想をお伝えします!
開催概要
どんな展示?
昨日から始まったテルマエ展の初日に行ってきました!(最近初日にばっかりいってるな…)
山梨→大分→東京と巡ってきて、神戸会場の神戸市立博物館が最終の会場です。
なんでこの開催地なのか不思議に思っていましたが、名湯や公衆浴場文化が栄えた土地なんですね!兵庫県は有馬温泉に関する展示もありました!
「テルマエ」…「熱い」という意味の「テルモス」というギリシャ語に由来し、古代ローマ時代に造られた大規模公共浴場を紹介していきます。
まずは古代ローマ人の暮らしの展示(第1章)、心身の治療法でもあったやお風呂についての様子を展示(第2章)、浴場の床や壁にあった美術品の展示(第3章)、日本のお風呂文化についての紹介(第4章)と続きます。
ヤマザキマリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」のルシウスがところどころにいて、親しみやすい展示になっています。
展示構成
感想
テルマエ展、面白かったー!
ずっとお風呂に関する展示が続くのかと思っていたのですが、2022年に開催された「ポンペイ展」(西暦79年に発生した火山噴火によって一瞬にして消滅した都市)でも見た古代ローマ人の生活風景から(あの、炭化したパンもあった!)ローマの硬貨、剣闘士の兜(モンスターハンターの防具みたい!)、ガラスや酒器などが展示されていました。
お風呂で使用した器具や水道管などの展示があり、ローマの装飾品や美術品の展示もありました。
国立西洋美術館の「ブルターニュ展」を見た後に、コレクション展示されていた「橋本コレクション」の指輪も展示されていました!(あの時は、その後の東京国立近代美術館の「重要文化財の秘密」の時間がヤバくて大急ぎで見た記憶…)
最後に日本のお風呂文化についての展示がありました。
岐阜は武田信玄の隠れ湯、兵庫・有馬温泉は豊臣秀吉。権力者のパワーや都に近い理由で温泉文化が今の残っているのが面白いですね。
江戸から現代につながる入浴文化の紹介も面白かったです。歴代の「ケロリンの桶」や初の国産石鹸など、歴史が楽しめて良かったです。
初日でしたが程よい人の入りでまだ見やすかったです。色んな年代の方が観に来られていましたー。