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日本人には厳しいアメリカの移住先3つ!2024年

前回オススメできる移住先を書いたので、今回は逆に今オススメできない移住先を3つをお話します。


1.カリフォルニア州・ロサンゼルス


まず一つ目は、過去にオススメできるエリアとしてもご紹介したLAです。ロサンゼルスは快晴が多く、美味しいレストランもあり、エンターテインメントにしても確かに魅力がある町です。ですが実際は厳しい部分もあるので正直に書きます。


治安

まず安全面ですが、今LAの状況はとても悪化しています。これは犯罪率のデータとしても既に出ており非常に良くない状態です。コロナ以降、仕事を失ってしまった人も多く、ホームレースの数も急激に増えており日本から来られる方はビックリされると思います。

旅行で来られる際も気をつけられた方が良いです。LA現地に住んでいる自分でさえも先日サンタモニカビーチで変わった人にお金をしつこく要求され嫌な思いをしました(下の動画↓)。今、観光地で日本人を含めるアジア人への恐喝まがいなことが増えています。


止まらない物価の上昇

アメリカの中でもLAの物価上昇は急激です。家賃、食費、ガソリンなど、どんどん上がっていくので生活が苦しくなっている人が増えています。

16年前にLAに来た時は、まったりとして穏やかな人達が多かったという印象なのですが、今はみんな物価が爆伸びしていくのを耐えるのに必死で平和な雰囲気は感じられなくなりました。やはり生活が大変になると正常な判断でもできなくなると思うので、自然に犯罪率も増えてしまうのかな?といった感じです。


規制強化

アメリカは日本と違い、州や町ごとに大きな力を持っていて独自に新しいルールを作ったり、規制を変更できたりします。中でもLAはアメリカの中でも規制が厳しい街として有名です。最近では、ワクチン接種に関してとても厳しく、接種してない人達はレストランでの飲食、映画館などの施設の利用がしにくい状況となっています。自分のアメリカの友人達もこの規制の苦しさが嫌で他州に移住した人も多いです。


LAに16年住んでみて

アメリカLAに来た時は、毎日快晴、色んな国の美味しいレストラン、まったりとした人の温かさなどを含め、ここで人生を終えようと思っていました。でも最近は上記のことから自分自身も他のエリアに移住しようと考え始めている次第です。


2.ネバダ州・ラスベガス


こちらも前回オススメできるエリアとしてラスベガスですが、現地に実際に住まれているマサさんのお話を聞く限り、最近は厳しくなってきているようです。

下の動画はラスベガス移住オススメできない理由5つを話してもらったのですが自分が印象的だったのは教育レベルがとても低いということと、ラスベガスも物価の急上昇しているということでした。


教育レベル

マサさんのお話によると教育のレベルは全米でも下から数えて1位か2位ぐらいに入るぐらい良くないようです。やはり一流のカジノやショーなどエンターテインメントを中心とした町でありますし、学校教育のレベルという面で低いというのは納得できます。お子さまがいらっしゃる方はこのあたりもよく考えて移住された方が良いかもしれません。


ラスベガスでも物価急上昇

驚きだったのがラスベガスでもここ数年物価の上昇がすごいということでした。大きな原因の一つはLAからの移住者が年々増えているということです。LAからの移住先で人気はやはりラスベガスです。日本から遠くなるアメリカの東部や南部で住みたくない方にとっては、車でLAに行ける範囲(約4時間)で物価の下がるラスベガスはとても魅力です。現在もLAからラスベガスに移住者が増え続けているので、それと同時にラスベガスの物価も上がっていくのは間違いないかと思います。

3.ハワイ


最後は自分も一度は住んでみたかったハワイです。多くの日本人にとっても憧れの場所ではないでしょうか。素敵なビーチやオシャレなレストラン、こんな場所で住めたら最高だろうなと。

現実はそうでもなく厳しい生活をされている方も多いのが現状です。原因はやはり物価の高さです。アパートのお家賃もとても高いのでルームシェアする人も多いとのことですが、それでも月の家賃$1000を超えるのが普通なようでなかなか大変とのことです。

またハワイはグリーンカード(米国永住権)抽選プログラムに当選をきっかけに移住される方も多いのですが、すぐに生活が厳しくなってやっていけなくなり帰国してしまう人も多いとのことでした。実際に自分の友人でも仕事を2つ、3つかけもちしてやっと生活できているという人も何人もいます。

日本からいきなりハワイに行くのではなく、一度アメリカ本土で住まれて仕事を獲得してリモートワークで働ければ最高なのかもしれません。

下の動画はシリコンバレーの酒井潤さんにハワイの現状を詳しく説明してくださった動画なので参考になれば幸いです。


まとめ


今回ご紹介した3つのオススメできない移住先で共通して言えるのは物価の上昇率が早いエリアです。アメリカは現在インフレがすごいので渡米される際はその辺りも十分に考えらた方が良いかと思います。

日本で過ごされた普通の生活をこちらアメリカで行おうとするとかなり厳しい生活になるかと思います。よって貯蓄や収入が少ないと思われる方は物価の下がる南部のあたりも検討されても良いかもしれません。田舎と思われるかもしれませんが最近はどこも発展していますし、その方が快適な生活を送れるかもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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