名著を読んでみた!
こんにちは!こうへいです。
今回は名著である『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン/扶桑社)を読んでみた感想を書こうと思います。(今月4冊目のアウトプット)
IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が社員教育に採用した一冊です。各国ベストセラーになった書でもあります。
買ったのは今年の4月でそれから積読状態になっていました。。。
本の紹介
内容は以下の通り。
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生に おいて私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは 、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに 旅立つ決心を…。
この本での気付き
①もし恐怖がなかったら、何をするだろう?
これは小人の一人ホーが挑戦の恐怖に怯える中、自分を奮い立たせるために言った台詞。自分の今いる環境が心地良く、挑戦することを忘れてしまうことは誰にだってあると思います。しかし自分の今いる環境は過去の自分が挑戦し、勝ち取ったもの。挑戦をすることでしか、新たな発見は見つけられません。挑戦が怖くなった時、この台詞を思い出し、一歩を踏み出そう。
②問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。
はじめは挑戦することを躊躇っていたホー。しかし、挑戦することでしか自分の欲しいものは手に入らないと気付きます。その気付きのおかげで一歩を踏み出し、新しいチーズを見つけることに成功します。上記はこの体験をしたホーだからこそ学ぶことができたもの。何か問題が起きた時、複雑に考えるのではなく、客観的にシンプルに考える。それだけで打つ手が見えてくるはず。恐ろしいことばかり考えても前には進めません。
③ホーが学んだことを壁に書いた言葉たち↓
変化は起きる–チーズはつねにもっていかれ、消える
変化を予期せよ–チーズが消えることに備えよ
変化を探知せよ–つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく
変化にすばやく適応せよ–古いチーズを早くあきらめればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる
変わろう–チーズと一緒に前進しよう
変化を楽しもう!–冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!
進んですばやく変わり再びそれを楽しもう–チーズはつねにもっていかれる
変化を恐れることなく、柔軟に対応することは忘れないようにしていきたいです。
おすすめ度
★★★☆☆(星3)
最後に
短編で、簡潔なストーリーでとても読みやすかったです。登場してくるキャラクターの行動からいろんな視点を学ぶことができるので、これは繰り返して読みたい本ですね。挑戦が落ち着いてきたらまた読みたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!サポートは自分の成長や、世の中のおもしろそうなものの発展のために使わせていただきます。