彼との決別

やっとできました．．．多分．

少し前から，もうやり取りはなかったけど，友達としても付き合えないと一方的に別れを告げられ，何とも言えない返信を返して終わりにしたつもりでいた．

ところが，やっぱり忘れられず，納得できず，モヤモヤが残っていた．前に書いた記事で，彼が不幸なら良いのに，という卑屈な考えになっていたのは納得できていなかったからなんだろうなー．
そこで，何が納得できないのか，想いを，論理的とはいえない必死の理屈で文章化して送ってみた．返信など来ないと思い半分 note を書くつもりで．

すると意外にも返信が．もう連絡してほしくないという趣旨だった，と思う（というのも内容は忘れたし，連絡先と共にすべて消した）が，内容よりも，わざわざ返信くれるんだと，彼の妙な律儀さに感心．最後は「ありがとうございました」なんて言ってて．何ならもう１回送っても返ってきそうな勢い　笑

「既婚者なんだから，奥さんを大事にしてください」
「”僕”は友達もできて，大事に思える人もできました」
「既婚者とはもう二度と会いません．期待させてしまってすみません」

自分の性を自認して，付き合っていた彼女とも別れて，ネットで知り合った師匠（？）なる人に学び，Brokeback Mountain を鑑賞し，悩み見抜いた自分は真っすぐ生きているというオーラがみなぎる，そんな彼の言葉は強い．メールの文章からもオーラが見える．自分の性指向に迷いを抱いたまま結婚した私がどんな理論武装をしても，どうあがいても彼が正義で，眩しすぎて立ち眩みしてしまう．

そんな一生懸命に，自分をどちらかに振り分けて幸せなの？と思ってしまうものの，やっぱり彼の生き方が正しいんだろうなあ．少なくとも，大切な人に嘘をつかなくて済むし．つまり，私の生き方は間違っている？

彼のことを思い出すと，このドツボにはまる．別に問いただされているわけでもないのに．

落ち着けば，私の生き方が間違っているなんてことはない，と思い出す．というか，どうして他人に指図されないといけないのか？男と一生を共にする未来が描けず，家族との生活が愛おしくて，妻といると幸せで，でも男の体への興味が捨てられない．少なくとも今の時点では，これ以上でも以下でもない．それが自分なんだ．

逆に，彼は男との一生が描けるのか？と思ったりするけど，それは彼が決めること．私の人生を私が決めるのと同じように．

これ以上記事を書かなくて済むのか，これからも書き続けないといけないのか，それは今後のお楽しみかな．（って去年も言っていた気が．．．）そろそろラジオも深夜番組に切り替わる頃だし，歯を磨いて寝るか．Twitter でゲイ動画でも漁ってから．

写真出典:
カナウ. 想い続けるのが愛だと思うな！別れたい彼氏とキレイさっぱり決別する方法.  2018/11/18 (https://www.the-uranai.jp/column/love/break-up/)

追伸:
Twitter で何となくやり取りしてた人，まさかの同じ境遇　笑
楽しみ増えた．