週刊牛乳屋新聞#19(収入減確定で考えたと)
おはようございます、牛乳屋です。今回は中国ネタ以外です。
昨年6月に新会社を立ち上げた私は、秋頃からメイン事業のシステム開発を進めるために、サブ事業で売上を立てている状態でした。ただ、新型コロナを発端にした社会情勢の変化の影響を受け、サブ事業の多くが年内に打ち切ることが決まりました。つまり、収入減です。心がざわつく中、自分の頭を整理したときに出てきた「我儘についてくれる仲間」と「忍耐」の二つに関して書いていきます。
我儘(わがまま)に共感してくれる仲間がいる!
今までを振り返った時、自分の我儘に共感してくれた人がいたときに何かを変えることができていました。
かつて「支社の見栄えが悪いからキャビネのファイルを捨てよう」という提案に対しては、同じように感じていた事務職の方々が後押ししてくれました。また、新人であることを理由に営業をさせてくれなかったとき、「利用者一覧から見込み客を抽出して一気に営業をかける」という提案を支店長が飲んでくれたおかげで僅かながら支店の業績に貢献できました。「自分には〇〇という経験があるからこそ、××をやりたい」というのはカッコよく言えば、理想や意思を貫くことですが、我儘と大きな違いは無いと感じています。また、一人だけの我儘であれば自己中心的ですが、我儘を理解してくれる人や付いてくる人がいれば大きな力となって物事を動かすことができます。自分は今まで全て上手くいったわけではありませんが、我儘が物事を動かしたことがあったので、そう確信しています。
今のプロジェクトには協力してくれる方が何名も集まっています。協力者が協力者を呼びかけて人が集まっているということもあり、青二才の自分の力では物事を動かせていないと痛感しています。同時に、自分の無力さに気付くたびに集団の強さを感じます。周囲に散々迷惑をかけてもなお、一緒になってプロジェクトを進めようとしていますので、今はチームの全員を信頼しようと思います。
今こそ忍耐が試される
いろんな起業家の先輩などに事業プランの話を持っていきましたが、「それにどれだけの市場があるの?」と言われますが、心の底から「良い」と言われたことは一度もありません。「凄いね!」と言われることはありますが、おそらくお世辞です。
SNSでキラキラする投稿をする方々やネットメディアに頻繁に登場する方々を見ると、目立った結果を出せていない自分に対して後ろめたくなる気持ちがあるのも事実です。そんな時、「明日、来年すぐ結果が出るとは思わないほうが良い」と自分に言い聞かせます。明日勝てるほど世の中は簡単ではありません。なぜ自分は今の境遇を選んだのかを考えるとき、自分が自分なりの方法でしかできないことがあると自信を持っていきたいですし、長期間にわたる努力と忍耐が味方してくれると信じています。
変化が激しく、先行きが不透明な時代は人間の生き方が試されていることでしょう。収入減は僕にとっても一つの試練です。「貧すれば鈍する」ということわざがある通り、経済状況と人間の思考には大きな相関性があります。目先の金を掴みに多動力を発揮するのか、現金がすぐ入らないが将来に向けて動くか、どちらが正しいかは正直分かりません。しかし、「自分には仲間がいること」と「長い時間がかかっても絶対に上手くいく自信」を忘れずに、明日も明後日も何とか生き延びようと思います。
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