週刊牛乳屋新聞#67(僕が見てきた新疆②美味しすぎる新疆飯)
約50時間の旅路を終えて、列車はウルムチ駅に着いた。冷房無しの鉄道に失望していたものの、隙間風や窓からの風が吹いていたため暑さは意外と気にならなかった。
列車の中では車内販売の弁当(2-40元)が高すぎたので10元程度のカップラーメンで過ごしていた。2日もカップラーメンしか食べていないと、出来立ての食事を食べたくなる。胃袋を満たすだけでなく、心を満たさないと・・・と思い街中をほっつき歩いた。
当時は小さいサイズが1元(約17円)、大きいサイズが2元(約34円)。焼きたての何は弾力があって香ばしくて美味しい。ただ、モチモチ感は無く、さめると固くなるので日本人好みではないかも。
ここからは立ち寄った店や食べた写真をどんどん載せていきます。
新疆ということもあるので、ウイグル語が目立つ。ウイグル人の店は漢字よりもウイグル文字。ただ、今はどうなのだろうか。ウイグル文字は漢民族が読めないので、消されているかもしれない・・・
皆が大好きな羊肉串。上海や北京の道端で売られているようなモノと違って、肉の量が4-5倍はある。
抓饭(ポロ)、日本語にすると新疆風チャーハンといったところか。油の中に米が浮いていて、美味しいのだろうが健康に良くなさそう。
大盘鸡(鶏のぶつ切りトマトソース炒め)。量が非常に多いため、4-5人いないと食べきれないかも。
道端でメロンを売るオッサン、確か一切れ2元。ウルムチの隣町であるハミは果物の名産地。ハミ産のメロンは新疆だけでなく中国全土で有名。
羊のスペアリブ煮込み。羊の脂があっさりとしていて思った以上に胃にもたれなかった。饅頭に挟んで食べると凄く美味。
レストランで食べたポロ。こちらは、油に浮かんでいないと信じよう。
新疆拌面(新疆麺)。野菜や羊肉をトマトソースで痛めたソースを手打ち麺に載せて食べる料理。新疆以外でも食べられます。
街中で売られているザクロジュース。ザクロは酸味も甘みも強くないので、サッパリとした口当たりが日本でも受けそう。鮮度や衛生状態は…気にしないでおこう
名前は忘れたが、小さいミートパイ。食べ歩きに最適!
トルコ風アイス。文化的にも民族的にもトルコと深いつながりがあるので、新疆にもこんなアイスがあるのか!
新疆料理は全体的に油が多く使われているものの、他の中華料理と異なり、唐辛子を使う量が少なく、トマトソースを多用しているのであっさりとした味付けで日本人の味覚に合うと思いました。
日本でも新疆料理店が増えないかなー
(続く)
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