週刊牛乳屋新聞#76(会社での一発芸は必要?)
こんにちは、牛乳屋です。最近、面白いニュースを見つけました。
日本では緊急事態宣言が解除され、街に活気が戻ってきました。一方で、会社の飲み会は大半の企業で開催しないそうです。余計な出費を抑えたい、社内宴会が苦痛に感じられる、会社の人間関係を業務時間外に持ち越したくない方々にとっては嬉しいニュースであることに間違いありません。嫌いな人、苦手な人と一緒に飲まざるを得ない酒ほど不味いモノはありません。
かつては、僕も年次が最年少だという理由で「勝手に」飲み会の幹事に任命させられ、辛い思いをしていました。
直属の上司や支店長に店の承諾を得るも、参加者からは「ここは前に利用した」だの「座席配置が宴会向きではない」だの文句しか出ません。だったら、お前が幹事やれ!って話ですよね。なぜ給与も出ない労働を強いられるのだ??と心の中で文句を言いながら店選びで苦労していました。
その地獄絵巻の中で更なる苦行として待ち受けるのが「一発芸」です。私の時代は、周囲の年上同僚や他の部署の課長から「おい、牛乳屋。今、何を持っているんだ?」と言われたら、とっさにそれで物ボケをしたりサイレントボケをしなければいけません(しなければ、「なんだこいつ面白いくない奴」です)。そういうのが好きな人がやり、苦手な人は避ければ良いのですが、パワハラ気質の社員がいれば、そうとはいきません。それに残念ながら、飲み会での立ち居振る舞いが評価に響いてしまう会社もいまだに存在しているかもしれません。なので、僕も時には、アナ雪の女王になる必要もあったのです泣(もちろん備品は全部自腹)
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自腹を切ってさんざんいろいろなことをやらされ、やってきました。もう会社の飲み会なんてクソなんで行かん!!!と思っていたところ、天津で仕事をしてから、現地の友人は日本と同じかそれ以上に社内イベントを好む方が多いことに気付きました。社員旅行、社員宴会、表彰会などなど昭和的なイベントに思えることに積極的に参加しようと考えていることや、それらを是として考えていました。週末に歌や踊りの練習をしている人々もいるくらいです!!
例えば、アリババ社はこんな感じ
過激な会社だとこんなことまで・・・
サラッと転職を決め、給与交渉ではかなりドラスティックなのに、昭和的なウェットな社内イベントを非常に好むのは何故だろうか・・・?と思いつつも、かつての飲み会で披露した(無難な)芸やコスプレは中国の社員には大変ウケました。
今後はコロナに関係なく会社の飲み会文化は細っていくと思います。どんなクソなことがあっても、たぶんいつかどこかで役に立つ日が来るかもしれません。一発芸、コスプレ、歌唱大会が大好きな民族が集まる隣の国で勤務する時に繰り出した一発芸が現地の社員の心に響くかもしれません。飲み会の時間外労働は必ずしも無駄にはならないことでしょう!
あ、ただ、僕は芸を仕込むのが疲れたので、これからは見る専門でいきたいですww(そうはいかんかな・・・)
サポートは僕の酒代に・・・ではなく、頂いたサポートで面白いことをやって記事にしてみたいと思います!