週刊牛乳屋新聞#特別号(渋谷の某焼肉店で感じたこと)
どうも、牛乳屋です。渋谷の焼肉屋とは何ぞや!?と思いの方もいらっしゃると思いますが、Youtube界隈では割と有名な話なので、ググってみればなんとなく分かると思います。
このネタはあまり触れないようにしようと思っていましたが、自分の反省の意味も込めて記事にしようと思いました。事業を立ち上げたい!起業を考えている、すでにしてしまった方向けに書きました。
共同創業ではなく1人の代表に全ての権限と権力を集中すべし
共同創業が楽しく、上手くいくのは事業計画を練る時だけです。共同経営は、お互いの足りない部分を補えるので、相乗効果が生まれ事業立ち上げがスムーズになる効果があるように思えます。ただ、事業立ち上げは上手くいかないことばかりで、お互いの思惑がズレるか当初と違ったもの変わってきます。結婚した相手と生涯の愛を誓いあっても、度重なる我慢の末に「この人無理」と思って気持ちが離れたら二度と元に戻らないか長い時間をかけなければ修復できませんよね。それと同じようなものです。
会社は利益を出し続けていくプロジェクトであり、仲良しグループの延長ではありません。最終的に責任を取る人に全ての決定権と権力を集中させるべきです。株式も原則として代表が1人で100%持つべきだと思いますし、株式を一部分けるのであれば株主には何をすべきかを明示した契約書を締結する必要があります。後ろめたいことが無ければ紙に残すことを断る理由はありません。
手を動かす人以外にチームに入れてはいけない
最近、「黒幕」と言われる人が話す動画が出てきました。株式保有比率について話す動画があると、お笑い芸人の方が過半数を占めておらず、代表ではなかったの??と思ってしまいました。こういう話はよく聞きますし、僕もかつては「アイディア人脈はあるけど、実働がほしい」といった自称人脈の強者を入れてしまったので、同じような失敗を犯したお二人の気持ちが理解できます。
事業立ち上げは、自分の想いを貫ける心の強さがあるかを試されます。顧客が見つからなかったり、計画通り進まなかったり、計画が上手くいかなかったりすると普通の人なら焦ります。決まった額の給与が振り込まれるわけではないので心臓に良くないです。なぜ起業したのか?をひたすら問い続けていくことになります。八方塞がりの中、自分に寄り添ってくれることを言う人が現れると藁にも縋る思いを持ってしまうことは自然なことです。
しかし、起業時に必要なのはアイディアでも人脈でもなく、よく分からないことを形にしていく実行力です。多くの人は上手くいってそうな流れや金になりそうなプロジェクトがあれば乗っかってきますし、それが大きくなれば更に有名人ともコラボできたりします。お客さん候補と向き合い形を作るべく動かない人と組むことは重荷を背負うだけですし、汗水流して働いたのに利益が来ないといった不幸に繋がります。
某Youtuberはこの流れの発端になった人を切ろうとしましたが、某芸人は個人的な情があるため切れませんでした、経営者としてのレベルの差だと感じた瞬間でした。「この人は守ってあげたい」「この人は大事だ」という感情は分からなくもないのですが、この情が人と別れることができなければ関わる人全員が不幸になります。
不退転の決意があるかどうかで全てが決まる
商売は基本的に片手間ではできません。飲食店なんて特にそうです。調理だけでなく、食品や備品の管理、スタッフの教育など、やることがたくさんあります。焼肉店での味見の動画を見る限り、Youtuberも芸人も企画から携わっておらず、片手間で関わっているように感じました。
「商売は甘くない」とコメントする評論家が多いですし、事実ですが、自分事として事業を考え抜いて、常に改善を続けていけば活路が拓けると感じています。創業時に大切なのは考え抜かれたアイディアや豊富な人脈ではなく、形を作っていく行動力、ミスしても変化していく柔軟性、先人から学ぶ謙虚さ、矢面に立っていく覚悟です。
片手間で関わる場合、本業を理由に顧客と向き合う熱量に欠けます。また、事業が上手くいかなかった場合、本業に逃げることができます。これだと、事業は回らずに沈没するのが見えてきますね。片手間でやるプ場合はクラウドソーシングが限界です。
創業は自分の想いを形にして、多くの人の課題を解決したり、喜びを提供したりできる夢に溢れたことであると思っています。幸い、日本では起業関心者の割合も開業率が他の先進国と比較しても低い水準ですので競争が激しくなく、不退転の決意で動けば事業を形にできると考えています。
厳しいことを書きましたが、起業は会社員とことなり、夢、理想や欲望を自分の思うがままに実現できる素晴らしい手段だと思います。
「お願い社長」にも顔負けな勢いでガチャを引いて、多くのスーパーカーと美人秘書を抱えて高層ビルを本社に構える、、、そんな漢の夢を実現すべく私は今日も24時間勤務で頑張ります!笑
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