ブレイキンは次回ロス五輪では非開催。でも2026年ユースオリンピック種目には選ばれている
前回の記事でも書いた通り、パリ五輪のブレイキンが日本国内で注目を集めています。
女子は金メダル獲得、男子は世界中の心を掴みました。
さて、そんなブレイキンですが、非常に残念なことに次回ロス五輪では競技から外されています。
最短で次は8年後か……もしかしたらもう開催されないかも。。
と思った方に朗報です!
2026年ダカールユースオリンピックの種目に決定しています!
ユースオリンピックって何?
あまり聞き馴染みがないですよね。
Wikipediaによると下記の通り。
なお、最新の発表で開催時点で17歳までとなっています。
ちなみにロス五輪の種目から外したのは国際オリンピック委員会(IOC)ではなくロス五輪組織委員会だそうです。
ダカールユース五輪ではブレイキンは歓迎されており、ユース五輪公式サイトに長尺の動画まで載っていました。
2年後のユース五輪、そして6年後のユース五輪でも開催されたら、8年後のブリスベン五輪での復帰も十分あり得そうですね。
関連記事を見つけたので貼っておきます。
2018年ブエノスアイレスユース五輪でもブレイキンは開催されていた
あまり知られていませんが、パリ五輪の実験も兼ねて一足早く2018年のユース五輪でもブレイキンは実施されました。
日本からは男子はSHIGEKIX、女子はRAMが参加し、それぞれ銅メダルと金メダルを獲得しました。
当時はSHIGEKIXとロシアのバンブルビーの二人が頭一つ抜けていて、予選大会も大体どちらかが優勝していました。
直前に川崎で予選が行われて、その時は決勝でSHIGEKIXが勝っています。
すでに16歳とは思えない落ち着きぶりのSHIGEKIXの雄姿をぜひ。
※ユース五輪の映像は見つからず。
本番では準決勝で二人が当たり、バンブルビーが勝ったことでSHIGEKIXは銅メダルとなりました。
女子で金メダルをとったRAMは今もトップBgirlとして健在で、先日カルチャーの世界大会BConeの東京予選を制していました。
ちなみに決勝の対戦相手はAMIのお姉さんのAYUです。日本は本当に層が厚い!
2026年ユース五輪優勝候補はいるのか?
2026年10月時点で17歳であれば出場可能ということで、日本に金メダル候補はいるのでしょうか?
実は超優勝候補筆頭として挙げたいRA1ONというbboyがいたのですが、4月生まれという情報があったので開催時点で18歳です。残念。
女子もHIYOという天才が静岡にいるのですが、開催時点で高3です。開催時点で高3……?誕生日次第?
ちなみに今は高1だそうで、こんなかっこいい女子が同級生にいたら男子は立場がないですね。
WATO
彼は外せません。Taisukeや五輪解説のケンタロウがいる日本のトップチーム「The floorriorz」に小学生ながら選ばれている彼。
世界大会でがっつりソロをもらっています。ここでは回転主体ですが、フットワークや立ちも上手いです。
↓タイミング合わせてあります。
Lil'kong
東京の中学生Lil'kong ゴリラが大好きだそうで、この名前にしたそうです。
ちょっとSHIGEKIXぽさを感じるキッズで、最近有名になってきています。
ちなみにこの動画で対戦相手になっているnanaがパワームーブ界隈で今もっとも有名なキッズ2強の1人です。
もう一人はmalish。手のひらで回る1990、2000という技の回転数では大人たちに圧倒的大差をつけて世界一です。
五輪の採点基準だとnanaもmalishも厳しいと思いますが、紹介したかったので書かせていただきました。
ちなみに、日本にも回転系の天才としてorion君がいます。
ついついパワームーブ系に寄ってしまいますが、やはり現時点で15歳以下で探すとなると……まだかっこいい動きというよりすごい動きしか目立っていないことが多くて。
この人!っていうbboy、bgirlを紹介するのは難しかったです。