This is a pen.
って、中学で初めて習ったこの文章。
僕は一度も使ったことがない。
妻にそんな話をしたところ、あるドラマで男がペンを片手に、「これは毒針じゃない、ペンだ」というニュアンスで上記の言葉を言うシーンがあったとか。
こんな状況、おそらく一生に一回も出くわさないはず。
ともかく、ボールペンなんて見ればわかるので、This is a penなんて言う機会はまずないだろう。
誰しも思うところだけど、初めて習う外国語、文章はよく使うものがいいのではないだろうか。
そうすると、その文章は人の生活に深く根ざしたものになるべきだ。
僕の場合、一日で最も使う可能性が高いのは「アイスコーヒー、ラージで」。
加えて「(支払いは)PASMOで」だ。
(たまに「(レシートは)結構です」も入る。)
最悪、これだけで僕の一日の会話が終わることもある。
英訳すれば
Iced coffe, please.
I’d like to pay with PASMO(IC card).
No thanks.
となる。
例えば、どうだろうか。
100人くらいにアンケートをとって、一番使っている文章をピックアップしてみたら、それなりに有用なフレーズ集ができるかもしれない。
「これのSサイズください」が言えたら、服屋でダボダボなTシャツを買わずにすむ。
「そうなんだ!」、「それで?」、「すごい!」、「さすがですね!」が言えたら、とりあえず合コンに参加できそうだ。
「トイレに案内してくれますか?」が言えたら、とりあえず野グソはしなくてよくなる。
海外で確定拠出年金の申請をするわけでも、政治の話をするわけでもないのだから、最低限の言葉が言えたらそれでいい、ような気がする。
しかし、上の文章を見るに、僕が日本語を使う機会はかなり少ないなあと感じた。
このままだと、noteくらいしかまともに文章を考えていないかもしれないので、喫茶店以外のところに足を運ぼうと思う。
といっても、そこで言うのは「ファミチキください」くらいかもしれないが。
※上の文章もついでに英訳すると
Do you have this in a small?
(これのSサイズありますか?)
Really?
(そうなんですか?)
And then…?
(それで?)
Awsome!
(すげえ!)
That’s great!
(すごいですね!)
Where is the restroom?
(トイレはどこですか?)