見出し画像

Web3のレイヤー構成

 様々な定義が飛び交っていますが、一般的に、Web3とはブロックチェーン技術を活用したトラストレス、パーミッションレス、分散型インターネットと考えてられています。

レイヤー構成

 Web3の特徴は、「所有権」です。商用インターネットの最初の反復(Web1)はほとんどのユーザーにとって読み取り専用であり、Web2はユーザーが中央集権的なプラットフォーム(Twitter、Facebook、YouTubeなど)で読み取りと書き込みの両方を行うことができましたが、Web3はブロックチェーンを通じてユーザーにコンテンツ、データ、資産に対する完全なオーナーシップを与えます。Web3は、ブロックチェーンを通じて、コンテンツ、データ、資産に対する完全な所有権をユーザーに提供し、読み取り・書き込み・所有の権限を与えます。

 Web2では、Facebookのような第三者があなたのアイデンティティとデータを所有しますが、Web3では、あなたのデータはサービスプロバイダーに捕捉され、収益化されることなく、プラットフォーム間で流動的に移動することが可能です。Web2 のアプリは一元的に管理されていますが、Web3 のトークンはユーザーに自分が利用するサービスを管理する権利を与え、プラットフォーム自体の所有権の一形態となります。

このようなフレームワークを念頭に置いて、Web3 スタックはどのようなものでしょうか。

スクリーンショット 2022-02-01 21.30.41

進化し続けるレイヤースタック

 上記のプロトコル、インフラ、ユーザーアプリケーション、アクセスポイントによって、Web3はまだ始まったばかりでありながら、進化を続けています。所有権を超えて、Web3 のパワーは、そのモジュール性と相互運用性にあります。基本的に、これは上記のスタックを組み合わせて新しく面白いユースケースを作る方法が無限にあることを意味します。この特徴は、新しい、世界を変えるアプリケーションのカンブリア爆発につながると私たちは期待しています。

 今回取り上げたフレームワークやレイヤーは今後も変わることはないでしょうが、その中のプロジェクトや機会は今後数年で劇的に進化することが予想されます。

スクリーンショット 2022-02-01 21.27.30

#Web3 #Layer #レイヤー



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?