「沖縄のピカソ小波津有希」有希の障害誕生の苦悩の秘話😩
ダウン症重度と知ってからの苦悩の日と、有希の為に何が出来るだろうかと焦った日々、その中で有希3歳で夫の死。悲しみの涙をどの様に拭ってきたのだろう、自分では、拭う事が出来なかつた。今、振り返れば子供達が私の思いを拭ってくれたのだ。その時その時、私の目の前にキラキラと輝いて成長を見せてくれた。有希も成長した。人並みとは行かないけれど何でも挑戦してくれた踊り、運動、そして墨絵。6歳の時、親子揃って習字サークルに入会した。この子の好奇心を見抜き「自由に描きなさい」と言ってくれた書道家の知念先生。その一言が有希に新しい世界を開いてくれた「有希不思議ワールド」である。いつのまにか描いた文字、絵がいくつものファイルに綴られた。有希、8歳時に個展が実現した。これをきっかけに、いろんな人に墨絵見てもらった。私は、有希からとても大きな感謝の気持ちを貰っている。そのお返しではないが、「がんばり賞」のつもりで「墨絵集」を作ることにした。これまでお世話になり、励ましてくれた多くの人達に「これからも温かく見守って下さい」の気持ちを込めて。「天使くん応援団」の本を作成するにあたり、いろんな助言を与えてくれた(株)近代美術様、しやぷろ様、陰に日向になり編集してくれた義兄清兄さん、有希の表情をうまくとらえて描いてくれた妹の恵、本当にありがとう。いろんなたくさんの人達に支えられながら歩んでこれた事を言葉に表せられない程感謝ありがとう。平成8年3月1日に産まれた有希、みんなは、君の優しい応援団、もちろん、応援団長は天国のお父さん。小波津智恵美