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【小説書くおおかみ】

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一風変わったブログがあります!なんと、体験談を小説調で書いていたり、超短編小説を載せていたりするブログです!
とにかく書くことが好きなおおかみ(ブログ主)がいろんな人に楽しんでもらいたくて書いています。
小説のジャンルは、家族関係のものから恋愛にファンタジーものまであります。また、独特な描写も面白みがあります。
読んでいて最終的に前向きになれるものが多いです♪
ここにその一つを少しだけ載せますので、ご興味がある方はブログにも顔を出してみてくださいね!

「恐怖と愛情と失望と」
【 麗奈は何かの音で目を覚ました。
(何だろう? あの声はお父さんかな? でも、なんだか怖い………)
 麗奈は小学6年生だ。今はまだ一学期で、6年生の麗奈は未だに怖がりで妹のベッドで一緒に妹と寝ていた。
 隣の2歳年下の妹は全く気がつかないのかぐっすりと眠っている。そもそも、この妹はいつも寝つきも早く、ベッドに入ってからなかなか眠ることができない麗奈とは違っていた。しかも一度眠るとゆすって起こさないと起きることもほぼない。
「このー、お前たちのせいだ!」
「椅子を持ち上げないでよ」
(加奈姉ちゃんの部屋からだ。椅子を持ち上げるってどういうこと? お父さんが⁉)
「いいから、2人は下がっていていいの」
(お母さんも一緒なの?)
 麗奈の心拍数はどんどん上がっていった。緊張で身体が強張っている。
(大きな物音がしない。椅子をまだ投げていないんだ)
「お父さん! お願いだから落ち着いて!!」
(これは、真奈お姉ちゃんの声だ)
「俺は落ち着いている。興奮しているのはお前の方だ」
「それなら、椅子を下ろして」
 微かに椅子を下したコトッという音が麗奈の耳に聞こえてきた。麗奈はひたすら息を殺して耳を傾けている。
「とにかくそこをどけ。お母さんと話すだけだ」
 その父親の言葉に、母親の頼子と姉の加奈の返答の声は聞こえてこない。
(わ、私も出ていこう。お母さんをお姉ちゃんと一緒に守らないと。私は何も知らない感じで寝ぼけていけば、お父さんはやめるかもしれない)】
 
短編の一部分でした。続きはブログにて読んでください。お待ちしています!!


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