おいしいものは世界を救う、やきいもと、父と夜の回転寿司
夜も深まってきた。
少し、肌寒くなってきましたね。
今日もお疲れ様でした。
ただいま、ほぼ休みなく働いています。
写真館が休みの日は、ベビーシッターへ。
ベビーシッターは短時間ではあるので、隙間時間でしっかり息抜きをして休むこと。
私のキーポイント、となっています。
来年に向けて、ベビーシッターを本格的に稼働できるよう動いている最中。
ベビーシッターのInstagramを始めてみたり、コミュニティのオンラインのイベントにも登壇することが決まっていて、あれやこれやと作業があって、冷静にならなくては…と自分に言い聞かせています。
そんな、今日の仕事終わり。
写真館の仕事も相変わらず、ポンコツ。
私はやはり、人より作業がゆっくりなようで、先輩方がするとスムーズに進むので羨ましくもあります。
今日は、早出の日だったので、16時過ぎには仕事が終わりました。
ただいま、父も短期アルバイト中。
それが今日までなので、夜遅くはなるけれど、回転寿司にいこう!
そう、話していました。
それでも、父が帰ってくるまでに時間はある。
ちょっと、小腹も空いている。
甘いものもいいけれど…。
自分の体型を、モワモワと頭に描きました。
……ダメだ。
健康的なもの、それでいて、お腹にたまるものがいい。
そう思っていると、フワワ〜っとやきいものいい匂い。
……あ、これだ。
ちょうど、焼き上がる時間。
スタッフさんがやきいもを手早く袋に入れて、やきいもの台に乗せていきます。
土日だから、人も多い。
ちょっと端っこで待ちながら、ある程度並んでから「これ、もらってもいいですか?」と声をかけると、「どうぞどうぞ。」とスタッフさんは淡々と並べていきました。
カゴからは、やきいものいい匂い。
その匂いと一緒に歩きます。
あぁ、なんだか幸せな匂い。
ねこたちも、父の短期アルバイト中、長いお留守番を頑張りました。
さ、早く帰ろう。
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家に帰りながら、ふと欲しかった服や天国にいる長女猫を思い出して。
「あぁ、やりたいことは思ったときがやるときなんだな。」と思いました。
私、いつから痩せるって言ってる?
着たかった、なりたかった姿は、いつの間にか年齢を重ねて、「なりたいけれど…今の私じゃなんか違う。」という気持ちになってしまいました。
好きだったドラマの女優さんをみていても、その年齢だから合うものもあったな、と思うのです。
長女猫のこともふと思い浮かんで、なんだか長女猫は近くにはいない気がする…と思ったのです。
あぁ、なんで私亡くなったとき。
仕事に行ってしまったんだろう。
もっと、ちゃんと。
一緒にいて、悲しんで、「また会おうね。」ってちゃんとお別れをすればよかった。
思い出箱は歴代の動物の家族には作っているものの、亡くなった華のフォトブックは作っていて、長女猫は作っていないことに気がつきました。
思い描いたものは、実現するために苦しかったり、大変なこともあるかもしれない。
それでも、行動するから、「やりたい、なりたい。」と実現するから、掴めるものや喜び、幸せを感じることができるのだと思いました。
もっとなりたい私があるのなら、がむしゃらに叶えてみてもいいのでは、と思いました。
長女猫のことも、ちゃんともう一度、振り返ろう。
思い出すことで、きっと…。
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父が帰ってきてから、夜の回転寿司に繰り出しました。
夜のお店でも、人は結構いるんだな…。
そんなことを思いながら、席につきました。
久々のお寿司。
美味しかった…。
満腹になって、今日の思ったことを振り返り、今日の仕事も振り返り。
ふと、あぁ…本当、いろんな人がいるな、と思いました。
嫌なことも、嬉しいことも、人によって成り立っている。
私も、もっとできることがある。
そう、信じたいな。
「さ、行くか。」
そう父に言われて、お会計ボタンを押すと、ボタンを押してから、ゆっくりとお茶を飲み始める父。
またか…。
正直、毎度のことで、店員さんがくるときは焦っていましたが、今はセルフレジ。焦ることはないのです。
これも、父のくせだな…と思いながら、おとなしく待ちました。
お茶を飲み終わると、店員さんが運びやすいようにお皿を机の端に寄せながら進む父に、「こういうところ、見習わなくては…。」と、ひっそりと思う夜なのでした。
夜の回転寿司も、悪くないですね。
さ、明日も早いです。
皆さまも、どうかよき1日になりますように。
それでは、また。