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50代から始める心と仕事のバランス術|『要領よく成果を出す人はこれしかやらない』の感想と学び

「要領よく成果を出す人はこれしかやらない」
というタイトル。

そして、
コーヒーを静かに淹れている男性のイラスト。

吹き出しには
「8割さばいて、『2割だけ』集中する仕事術」と書いてある。

「これだ!」と思いました。

50歳になって、
残りのキャリア時間がどんどん短くなっているのを感じている今、
この本の考え方が通用する働き方が
あと5年くらいはできるかもしれない。

そんな期待を胸に、
本屋さんで手に取ったんです。

読み進めてみると、
内容に驚かされました。

タイトルや表紙からは
仕事術や効率化の話が中心かなと思っていたのですが、
実はもっと奥深いところに触れている本でした。

この本が語っているのは、
仕事だけじゃなくて、
人生全般における「本質的な思考」や「メンタルケア」の重要性。

自分の心と向き合いながら、
どうやってバランスを保っていくかを考えさせられる内容でした。

例えば、他人に期待しすぎることで、自分が振り回される場面ってありませんか?
私はあります💦

この本にはその本質をずばり!言ってくれています。

「見返りを求めているから!」

と。

確かにそうだなと思いました。

特に仕事では、
頑張ってやり遂げたときに、
「〇〇さん、すごいね!」と言ってもらえることを密かに期待している自分がいる。

でも、そんな見返りを求めているからこそ、
期待外れだったときに
一気に疲れが出てしまうこともあります。

この見返りは、「あなたの満足感」です。

うわ!その通りだ・・・。

「好きだからやっているだけ」という姿勢でいると、相手の反応に振り回されることがないからです。

この「見返り」を求めるのは、
結局は自分自身の満足感のためなんだ、
と気づかされ、深く納得。

好きでできる仕事ってそうは多くはない。
けれども、自分のオリジンでは、この仕事に魅力を感じて
就職したはず。

だから、小さくても、今の業務の中に潜む私の「好き」を見出して、
そこを大切にして業務にあたればいいか

そんなふうに思えるようになりました。

すると、
不思議なことに、毎日残業続きでしていた仕事も、
見返りなく終わったとしても、
クタクターと身も心もすり減る、
なんてことが減ってきました。

余談ですが
自閉症の画家
石村義徳さんも言ってます。
もし、興味があれば、
この動画を見てください。
この最後の方で、言ってらっしゃいます。

人の評価を自分で考えるのも難しい。
だから自分の評価を気にせず、
頑張ればいいなと思いました。

この本には他にも、
「変わらない人の行動を変えるための仕組みづくり」
「どんなに忙しくてもスケジュールに『余白』を作る大切さ」
といった視点がたくさん詰まっていました。

読後、私はただ仕事のやり方を変えるヒントだけでなく、
日常のストレスを軽くするためのアイデアや、
自分自身のコンディションを整える重要性を再認識しました。

もし今、同じような悩みを抱えている方、
仕事や家庭でモヤモヤを感じている方がいたら、
ぜひこの本を手に取ってみてほしいな、と思います😊


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