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読書感想|「私らしく生きる」をかなえる感性の育て方:古性のち

また素敵な本を読み終えたので、感想を書きます。

紹介

・タイトル:明日、もっと自分を好きになる「私らしく生きる」をかなえる感性の育て方
・作者:古性のち
・出版年:2024年

自分らしさを追求し、充実した人生を送るための感性の育て方について詳しく述べられています。この本は、自己啓発やライフスタイルに興味がある方にとって、非常に価値のある一冊です。


感想

この本を読んで最も印象的だったのは、「感性が豊かであること」の新たな定義です。私が思う「感性が豊か」とは、想像力が豊かでアーティスティックであり、才能に溢れ、いろんなことに敏感に反応し、それを上手に表現できることだと思っていました。しかし、古性のちさんは、感性が豊かであることを「世界を自分のものとして受け止め、じっくり味わうことができる子どもの心を持ち続けている人」と定義しています。この視点の新しさに感銘を受けました。

🔳感性を育てるヒント

この本には、自分をよく知り、自分のことをもっと好きになり、感性を磨くための多くのヒントが詰まっています。たとえば、以下のような具体的なアプローチが紹介されています:

  • 写真を100枚撮らないと帰れない日を作ってみる:普段見過ごしてしまう風景や瞬間に目を向けることができます。

  • 美しいと思ったキャッチフレーズや単語をひたすら収集する:自分の心に響く言葉を見つけることで、感性が研ぎ澄まされます。

  • お守りにしたい言葉を書いて、手帳やパスポートに入れて持ち歩く:日常の中で自分を支える言葉を大切にする習慣が身につきます。

  • 心ときめく文を写経してみる:心に響く文章を書き写すことで、その感動を深く味わうことができます。

  • いつかやりたいことを叶えるための100のことリストを毎年年末に作る:自分の夢や目標を明確にし、それに向かって行動するための道しるべとなります。

  • 年始に未来の私へ手紙を出してみる:未来の自分に向けてメッセージを書くことで、自分の成長を見つめ直す機会となります。

  • とりあえず美術館に足を運ぶ習慣を作ってみる:アートに触れることで新たなインスピレーションを得ることができます。

これらのアプローチを実践することで、感性が磨かれ、自分自身をより深く理解することができると感じました。

写真と文章の美しさ

さらに、この本の中で特に印象に残ったのは、美しい写真と丁寧に選ばれた言葉です。ページをめくるたびに、美しい写真が目に飛び込んできて、どうすればこんなに美しい写真が撮れるのだろうと感心しました。また、文章も読みやすく、言葉の一つ一つが丁寧で、憧れを抱かせるものでした。こんな文章表現ができるようになりたいと強く感じました。

さいごに

「私らしく生きる」をかなえる感性の育て方は、自分らしく生きたいと願う全ての人にとって必読の一冊です。古性のちさんの実践的なアドバイスを取り入れることで、自分の感性が磨かれ、やがて自分らしいオリジナルの「感性の育て方」が見つかるかもしれません。それが見つかることで、本当に「私らしく生きる」を叶えることができるのではないかと思いました。日々の生活の中で、自分の感性を大切に育てていこうと思います♪

暮らしや生き方に関する本に夢中💕


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