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4月26日 良い風呂の日に思う【今日のものがたり】
そうか、今日って「良い風呂の日」なのかぁ。
学級日誌の枠を埋めるため、何かネタがないかなと日付で検索してみたらそう出てきた。
(良い風呂、かぁ……)
みんなには大きな声でいえないんだけど、私はお風呂が苦手である。入る前に変に力が入ってしまうのだ。いざ入って、高速で髪から足まで洗ってシャワーで流して出てしまえば、それはそれですっきりしたなと思うのだけど、思うだけで好きだとは言えない。
小学生くらいの頃はお風呂を好き嫌い・得意苦手、といったふうに考えたことなんてなかったはずなんだけどな。いつから苦手だと考えるようになったのかなぁ。
お湯だと思って足を突っ込んだら水で、その冷たさが悪い印象として残っているとか? うーん、なくは、ない。
ぶっちゃけ、ウチのお風呂は年季が入っていて、お世辞にも広いとはいえないし、使いやすくもない。でも、それは今に始まったことじゃないし……いや、経年劣化という言葉があるのだからやはりお風呂が年々使いづらくなっていることが原因なのかな?
いやいや、お風呂のせいだけにするのはお風呂に悪い。これは自分自身にもなにかあるのではないか? 苦手だと思う意識が強すぎるのでは? 本当はそんなに苦手じゃないかもしれないのに。
そうだよね、だって、入れるときはちゃんと入れるし、すっきりしたって思えるんだから。
ん? これはもしかすると、今日はお風呂を苦手だと思わずにすんなり入れるかもしれない。ああ、この気持ちを維持したままお風呂に入りたい。
「……と、その前に日誌を書き上げなきゃ」