第28球 Q&A 野手編
皆さま、こんにちは。東売ギガンテスの外野手、及川 司(おいかわ つかさ)です。白鳥からの指名で、今回のエッセイは僕が担当します。白鳥とはチームは違いますが同級生で、入団年度も同じで、オフのイベントで一緒になることが多く、よく話すようになりました。今季は交流戦で白鳥に盗塁を刺されたのが悔しかったですね。来季はリベンジします。
今回のエッセイテーマはQ&A。第8球でピッチャーの田ノ原さんが答えていた問いに僕が答えます。ピッチャー向けの問いを一部野手バージョンに変えています。それでは、どうぞ。
Q1.いつプロ野球選手になろうと思ったか
野球を始めた小学生の頃に、なりたいな……くらいには思っていましたが、本気でなろうと考えたのは中学を卒業し、高校で硬式野球を始めようと決めたときです。僕はプロを目指すために硬式野球部に入りました。
Q2.自分の武器は何か
スイッチヒッターであることです。右と左でそこまで打率の差もないことが武器です。
Q3.自分の弱点は何か
長打が少ないことです。ホームランバッターではありませんが、ないからといって、長打がなくてもいいということにはなりません。できるのなら、長打も打てたほうが相手が守るときの位置どりの選択肢も増えますますから。
Q4.好きな球場
それはもちろん、ホーム球場です。一番たくさん試合する球場ですし、癖みたいなものも把握しているつもりです。
Q5.苦手な球場
屋外の球場で風が特に強い日はいつもより緊張します。セリーグの本拠地は野外球場が多いのでけっこう大変です。
Q6.得意な投手
数字上では打っている投手がいるのは事実なのですが、実感はあまりありません。
Q7.苦手な投手
これ言ってしまうと……いや、これもデータを見ると一目瞭然ですね。 苦手な投手を打たないことには始まらないので、善処します。
Q8.試合前に食べる勝負飯はあるか
ヨーグルトを食べます。タンパク質が多めのもので、味は問いません。
Q9.試合後に何か食べるか
お肉を食べますね。体重をキープしたいので、なるべく食べるようにしています。特に夏場はどうしても体重が減りやすくなるので、食事の回数を増やしたりして、なんとかベスト体重をキープさせています。
Q10.外野手としての心構えを教えて
後ろに反らさない。ヒット性のあたりが飛んできたとき、単打にできるものを二塁打にしない、二塁打で止められるものを三塁打にしない。そういう気持ちで守っています。
Q11.両打ちのメリット
相手の先発投手が右投げでも左投げでもスタメンに影響しないところ。
Q12.両打ちのデメリット
僕はないと思っています。右でも左でも打てるというのは大変そうに見えますが、僕はどちらでも打てることが楽しいので、両打ちにして良かったと思っています。
Q13.好きな色
白と黒です。白黒はっきりさせたい性格です。
Q14.好きな言葉
継続は力なり
本当にそう思うからです。
Q15.趣味
スニーカーをよく買ってしまうんですよね。なので、スニーカー集め、ということになるのかな。でも、買って満足するわけではなくて、買ったものは必ず履いてます。
Q16.今、興味のあるもの
プロデュースグッズ作り。今季も参加させていただきましたが、とても楽しかったので、来季もいろいろ案を出していきたいなと思っています。
Q17.これだけは苦手、というもの
虫です。子供の頃から苦手で、おもちゃの虫を出されても逃げます。
Q18.尊敬する人
虫が平気な人。なんで、触れるの? めちゃくちゃ尊敬します。
Q19.ファンへのメッセージ
いつもたくさんのご声援ありがとうございます。今季はチームも僕も悔しい結果に終わりましたが、来季は皆さまととも喜びのシーズンオフを迎えられるよう、僕も進化していきます。
Q20.プロ野球選手になりたい人へメッセージ
プロ野球選手になりたい。
生まれたこの気持ちはとても大切なものです。くじけそうになっても、なりたいと思ったときのことを忘れなければ、プロへの扉があなたの前に表れてくれます。僕も頑張るので、一緒に頑張っていきましょう。
以上、Q&A野手編でした。
問いに答える、という形なので、スラスラ書けるかなと思ったのですが、一問一問じっくり考えたので、結構時間がかかってしまいました。その割には問いによっては短いものもありますが……。
リレーエッセイも残りわずかとなりました。僕もこれまでのエッセイを読ませていただいていますが、今まで知らなかったことを知れたり、うんうんそうだよなと、同感なエッセイもありました。
それでは、次回のエッセイもお楽しみに。
東売ギガンテスの及川司でした。
◇及川司プロフィール◇
東売ギガンテスの外野手として今季130試合に出場。ルーキー時代から5年連続規定打席到達も打率は3割に届かず、悔しいシーズンとなった。来季は6年連続規定打席、そして、2度目の首位打者を狙い、チームを勝利へと導く打撃を誓う。