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「普通」って何ですか?

「普通」ってなんだろう?

ふと、思った。

「普通」ってみんなが当たり前に使う言葉だけど、よく考えるとなんだか曖昧。


昨日何気なくX(旧Twitter)のおすすめのタイムラインを眺めていたら、とあるポストが流れてきた。

23歳の男性が、お母さんにカミングアウトしたという内容。

どうやらずっと言えずに苦しんでいたのか、やっとラインで言えたことでとても嬉しそうな表情だった。

ここで詳細を書くのはやめておくけど、自分の本当のことを家族や周りの人に言ったらなんて言われるんだろう…

って、思って怖かったんだろうな。


そんなポストを見て、「普通とは?」と、改めて思ったんです。


思い出せば私も子供の頃から、世の中の「普通」に縛られてきたような気がする。

みんなと同じ遊びをしたり、同じような服を着たり、同じようなことを言ったり。

周りの子と違う行動をすれば、「変わってる」とか「なんか違うね」とか言われるし、仲間はずれやいじめにもつながってしまう。

もちろん、みんなと同じことをすることが安心できるし、それが普通だと思いがち。

でも、その「普通」って誰が決めたんだろうね。

心の中で自由にやりたいことがあっても、「親がどう思うか」とか「友達に嫌われてしまうんじゃないか」とか思って、結局「普通」であることの方が大事な気がしてた気がする。

その「普通」にこだわる気持ちは、実は大人になってもなかなか消えず、「これをやったら周りはどう思うか」とか不安になって、「普通」から外れるのが怖いと感じる瞬間があるんですよね。

例えば、人によっては結婚やキャリア、子供を持つかどうかなど、人生の大きな選択をする時には、周りからの「普通」へのプレッシャーがさらに感じている人もいると思います。

「そろそろ結婚しないといけないのかな?」とか「安定した仕事を続ける方が、家族も安心するよね」とか「結婚したら子供を持たないといけないのかな」とか。

親だったら、子供に対してこれをやってあげるのが普通だとか、家事は母親がやるのが普通だとか。

趣味に関しても同じ。


みんながどう思うか、と不安になって自分の意思を貫くのって簡単なことじゃないと思うんです。


でも、自分が本当にやりたいことや感じていることを尊重してあげることが大事なんですよね。

誰かにとっての「普通」が自分にとっての「普通」である必要はないんです。

私たちは、自分の人生の主人公であって、他人の人生を生きる必要はありません。

もちろん、家族や周りの人のことを考えることは大事です。

でも、それと同じくらい、いやそれ以上に自分の気持ちを大切にすることも重要だと思います。

結局のところ、自分を幸せにできるのは自分だけだから。

誰かが決めた「普通」から外れるのが怖いって思うのは当然だし、無理にその感情を抑える必要はありません。

でも、その恐怖を少しずつ乗り越えて、自分らしい選択を持ちたいですよね。




昨日のX(旧Twitter)のおすすめのタイムラインに流れてきたポストを見て、改めて感じたことです。

母親に自分の思いを伝えるまでには、かなりの勇気が必要だったと思います。

母親からの「やりたいように生きていけばいいよ」という返信に、親子の愛を感じました。

きっとこれから、今よりもっと自由で、自分らしい生き方が待っているでしょう。


もしあなたが親だった場合、子供に「普通にしてなさい」「周りと同じようにしなさい」と常に思っていたり言っていたとしたら、その子はきっと親に心配かけないようにいい子に育つと思います。

私も「いい子」でいることが正しいと思っていました。

でも大人になっても、「普通」という誰が決めたのかわからないものからなかなか解放されません。


家族や周りの人たち、世間のいう「普通」とは、あなたにとっての「普通」ではないかもしれない。

それでいいんです!


自分に言い聞かせてみました(笑)



最後まで読んでくれてありがとうございます。


ところで、あなたにとっての「普通」ってなんですか?










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