補聴器をデコレーションする前に
こんにちは!小春です🌸
いきなり補聴器にデコレーションしちゃうぜ!なんて方はいらっしゃらないと思いますが、補聴器についてちょっと掘り下げてみました。
補聴器取り扱いの注意事項
補聴器は医療機器であり精密機器です!
■ 高温・低温に弱い
車のダッシュボードの上に置いておいて熱くなって変形した(溶けた)、故障したと言う話を聞きました。ドライヤー(温風)もダメです。
温めると柔らかくなるプラスチック粘土(おゆまる等)で補聴器本体の型取りをするのも危険だと思います。(たまにネット上でやってる方を見かけます。ハラハラ)
■ 水とかに弱い
言わずもがな、汗や湿気に弱いですね。また、防水防塵は付いてるけど、完全防水ではないです。(また、年数が経てばその効果も弱まると思いますし、アルコールとかで拭きすぎるとコーティングや塗装が剥げると思っています。)説明書にも化学薬品が付着しないように・それで洗わないようにとの記載が載っています。
■ 衝撃・力に弱い
ヒビが入ったり壊れたりしますね。
補聴器の材質は?
そういえば、材質ってなんだろう?補聴器購入時についてくる説明書を確認してみました。
下の方に人体に接触する部分の材質の記載があり、本体はポリアミドと書かれています。
ポリアミドとは?で検索したら、ざっくり言うとナイロン、プラスチックと言うことでした。デコレーションに使用する塗料・化学薬品等の付着等によっては本体を傷めてしまったり、溶かしてしまうこともありますので注意が必要です。
補聴器の形状・構造は?
補聴器の構造も説明書に記載されています。ここで特に注意が必要なのがマイク穴の位置です。特に耳掛け型で側面にマイク穴があるものは、デコレーションで穴を塞がないように(補聴器の機能を損ねないように)気をつける必要があります。
心配な場合は販売店さんに聞いてみましょう
マイクの位置など、心配な点があれば販売店さんに相談してみるのも手ですね。
デコレーション後(補聴器カバーなど取付後など)に補聴器から出る音に問題がないかどうかも確認できればいいですね。販売店さんで音の測定をしてもらえたら安心です。(有料か無料か、やってくれるかはわかりませんが。)
また、補聴器のクリーニングや修理の際など場合によってはデコレーションを剥がさなくてはいけないかなどの確認も必要です。
※デコレーションを施し、不具合が出たり故障した場合、メーカーの保証対象外となる可能性もあります。デコレーションは自己責任です💡
以上の点を注意して、デコレーション・型取りなどを行なっていきたいと思います。