【声劇台本】異世界幼馴染み譚 3
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★★★★★★★★★★
上演時間(目安):5分以内
登場人物(参考情報)
・勇者:男、未成年
・魔導師:男、青年、真面目
★★★★★★★★★★
魔導師 「お前が勇者か」
勇者 「おう。まだ勇剣士だけどな」
魔導師 「勇の者に変わりはない」
勇者 「確かに。ちゃんと勇騎士目指してるし、最終的には勇者になる」
魔導師 「やる気はあるのか」
勇者 「当然だろ。で、あんたは? 見るからに魔術系だけど……」
魔導師 「魔導師だ」
勇者 「魔導師か! 初めて見た。こんな辺境に珍しいな」
魔導師 「未来の勇者を見に来た」
勇者 「へ? 俺?」
魔導師 「そうだ」
勇者 「なんでまた」
魔導師 「私が手を貸すに値する人物かを見極めに」
勇者 「へえ。で、どう?」
魔導師 「……魔王と、仲がいいと聞いた」
勇者 「未来の魔王、だな。確かに、幼馴染みだよ」
魔導師 「……ありなのか、それは」
勇者 「いやー……物心ついた頃には馴染んでたからなぁ」
魔導師 「それで、いずれは魔王になったそいつを、お前は討ち果たせるのか?」
勇者 「無理」
魔導師 「は?」
勇者 「いやまあ、魔王は倒すんだけどな。えーっと、どうにもややこしい話なんだよ」
魔導師 「うん?」
勇者 「よし! あんたが仲間になってくれるってことなら話す!」
魔導師 「は!? 私は仲間になるかどうかを決めるために詳細を聞きに来たんだぞ!?」
勇者 「その詳細については、仲間になってくれたら話す!」
魔導師 「なん……だと……」
勇者 「さあ、どうする?」
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