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日本のコーヒーの歴史のおはなし
みなさまこんにちは。コハナ珈琲です。
昨日の朝、起きたときの肌寒さにコタツが恋しくなり。
今日は朝からコタツを出すために少々走り回りました。
洗濯・乾燥も済み、温かいふかふかお布団の完成。
抱き抱えた大きな布団に猫たちは不思議そうな顔をしてみたり、
ちょい、ちょい、と手を出してみたり。
そうしてコタツもセット完了。
2シーズン目のコタツを前にして、先住猫のコハルとコナツはくんくん匂いを嗅ぎ、ああこれは!と潜り込んだ。
続いて物怖じしない新入りのあずきもコタツの中に潜りすぐに寝転んだ。
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そんなコナツも去年はほとんどコタツの中で寝ていたので、いよいよ寒くなればこもりはじめるんだろう。
猫たちを癒し、それによって私も癒されて養分になっているのを実感したのでした。
今日の執筆のお供は、バニラオレ。
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今日のドリップにはブラジル豆を使用。
豆を保存している瓶を開けるとチョコのような甘くて濃厚な香りがした。
いい匂いを嗅ぐと自然と深呼吸ができる、いい習慣だと思う。
今日のテーマは日本におけるコーヒーの歴史のお話。
日本ではコーヒーというと、お手軽なインスタントコーヒーやボトルのコーヒーが主に流通していますよね。
遡ると鎖国の江戸時代、コーヒーは日本に薬草唐茶(唐=中国ではなく海外、というニュアンス)と呼ばれる不老不死の万能薬、腎臓・脾臓にいい飲み物として伝わったとか。
体に悪いと言われているコーヒーが、世界的には万能薬として飲まれていたの?とびっくりしました。
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そして世界大戦後には手軽に飲めるインスタントコーヒーがブームとなったそうで。
当時はコーヒーというものは体に良い本格的なものというよりは、タバコのようにお楽しみや嗜好品といった立ち位置だったようです。
これが家庭でも気軽に飲めるコーヒーとして広がり、おそらく日本におけるコーヒーの第一次ブーム。
この長いブームにより浸透したインスタントコーヒーが挽かれて日も経ち酸化した物であることから『コーヒーは体に悪い』→『カフェインは体に悪い』に直通したのではないかと言われています。
第二次ブームまでの間に喫茶店ブームもありそうです。
純喫茶の独特な雰囲気と佇まいは惹かれるものがありますよね。
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続いて1990年ごろからの第二次ブームが、今でも身近なスターバックス等のシアトル系コーヒー。
シアトル系コーヒーは深煎りの豆を使用した濃い味が特徴のようです。
スタバといえばエスプレッソを使用したフラッペやモカなど、飲みやすくアレンジされたドリンクが多いのも納得。
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そして現在のトレンドはというと、スペシャルティコーヒー。
高品質な豆を一杯ずつ丁寧に。
そういった考えが浸透すれば自然と自家焙煎も身近に感じられて
次なるブームにもなるのでは、と恩師はお話されていて私も同感でした。
焙煎という一手間がこんなにも世界を広げてくれて、コーヒーという1つの事柄から種類や焙煎度・挽き度等で自分の好きを見つけられ、
おまけに煎りたて・ひきたてのフレッシュなコーヒーが自宅で飲めるのはとても画期的。
お店が無事オープンできて興味を持たれた方がいてくれるなら、ワークショップをしてみたいなあ。
きっと五感で楽しめる体験になるはず。
それまで私も色々インプットとアウトプットを繰り返そう!
ありがとうございました。