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拙作語り㊽:拙作『六花シリーズ』みどころ&自作品のココが好き
妖怪悪霊を討伐しうる能力をもった士たちの物語な一次創作ファンタジーコミック、
現代劇『六花繚乱ヘキサムライ』
和時代劇『六花稗史』
について、筆者目線での見どころと好きな点を述べたく思います。
過去記事と重複する内容もありますが、そこはご了承ください。。
みどころ
戦隊もののお約束を踏襲しつつ、自分カラーも取り入れて
戦隊といえば構成員に担当色なりシンボルなりが付くもので。
そういうものも、しっかり設定。担当色の他には、出身家系と家紋。家紋は皆、雪がモチーフ。
「六花の妖霊狩」は、殿と家臣(の末裔たち)の同士7名から構成され。
戦隊なので、変身は不可避であり変身道具も不可欠であり。
スーパー戦隊の歴史では時代と共に変身道具も形を変えてきましたが、拙作ではむしろ過去に思いきり戻って、各々の家紋の入った刀の鍔・雪華鍔という設定(爆笑)。
現代劇『六花繚乱ヘキサムライ』では、
先祖の氏姓/キャラ氏名/家紋/家の色/鍔裏獣(合体メカ用個人搭乗機:それもある。戦隊ものと名乗るからには的に。。)で並べると、
六花/掃守覇君(ハル)/扇六花(※家紋の本にはないオリジナル)/赤/羆(緋熊)
文部/文珠ふみ(フミ)/厳敷雪/黒/烏
武部/武内格(イタル)/矢雪/緑/甲虫
竜部/立川辰哉(シンヤ)/山吹雪/青/竜
虎部/島尻寅弥(ノブミ)/雪輪/白/虎
豹部/斑尾標(コズエ)/氷柱雪/黄/豹
犬部/王奉献(ワンさん・ヨシタケ)/曇り雪/紫/犬
戦隊ものお約束に沿う形で、現代劇ではキャラの呼称は基本カタカナ表記にしてあります。
和時代劇『六花稗史』では、
時代と舞台とが変わり、それに合わせ設定も多少変更が入るものの、構成員や各自のシンボルなど、大まかなところは継続。
現代劇では六花の妖霊狩の滅亡から再集結まで約500年かかったので、その間で氏姓が変わっていたわけですが、和時代劇では滅亡時の棟梁や家臣の孫・曾孫くらいの代で再結成となるため、氏姓はそのまま。
つまり、
※時代劇には鍔裏獣(合体メカ用個人搭乗機)はさすがに出してなくて、「雪華鍔の裏に描かれた動物」というシンプルな説明に落ち着きます;
六花/六花覇君/扇六花/赤/羆(緋熊)
文部/文部ふみ/厳敷雪/黒/烏
武部/武部格之進/矢雪/緑/甲虫
竜部/竜部辰哉/山吹雪/青/竜
虎部/虎部寅弥/雪輪/白/虎
豹部/豹部標/氷柱雪/黄/豹
犬部/犬部奉献/曇り雪/紫/犬
緑侍だけ多少名前が時代劇っぽく追加されとります;
時代劇になっても相変わらず変身しますからね(笑)…でも、これも戦隊と言うからには止めるわけにもいかないという自負(爆)
昨今の世の中のダイバーシティやジェンダーレスという流れにより、近年は色々と事情が変わったとは思うのだけれども(ドンブラザーズでは男子が桃レンジャーになったし)、ヘキサムライの着想は2011年です。
当時にして、男子が当てられるものだった黒レンジャーに女子という布陣にしたんですよね…それなりに攻めたんじゃないかと(爆)。
あと。
戦隊もののお約束的には、当初から敵の存在がハッキリしていて、明快な二勢力構図であるというか。
しかしながら、拙作にはそれが無く「非・二極世界的構図」、敵であるはずの妖怪とも時として理解し協力合いうるという図式があります。
これに関し、重要な存在となるのが、妖怪悪霊を討伐する妖霊狩とは対極にあるとも言える、「妖怪や霊を飼いならし使役する」妖霊飼。
象徴的なのは、時代劇『六花稗史』中で、凶悪な妖霊しか見たことが無かった妖霊狩の白侍・寅弥が、妖霊飼の姫・究子との出会いがあって、彼女に仕える妖霊の善良さに驚くこととなる場面かと。
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そんな感じで、お約束を活かしたいところは活かし、「自分はこう思う・こうしたい」も取り入れつつ、な次第です。。
画力の足りてない筆者による「挑戦」が色々と以下略
私は学校の授業と部活、あとはあくまで趣味程度で絵かきをやってきた人間なので、正直色々と足りていません(自分で言った!)。
それなのに、ようアクション不可避な戦隊漫画描こうと思ったよな…と自分でも考えるのですが(墓穴)。
しかしながら、「苦手だから描かない」では決して上達しない、、と。
何より、この物語は小説ではなく、やはり漫画というスタイルで描きたかったので。
ジタバタ苦戦しながら描いたアクションシーンを温く眺めていただけたらと…(願)
ツッコミどころが色々と…
それから。
「何故そうなる!」
「何がどうして、その設定?この展開!?」
という箇所にツッコんでほしいなと(爆)。
筆者的にも「なんでこんなこと考えたんやろな…」ってなる場面なり設定なりが正直あります(爆爆)。
でも、自分にとってはそういう「ツッコミどころ」の量がツボるかどうかのバロメーターなので、ぶんぶんツッコみたい(謎欲求)から、自らほいほい捻じ込むのです。
この春からメンバー総入替・新展開ながら原点回帰な風もある7代目キッチン戦隊クックルン(@Eテレ)もな、ツッコミどころが沢山あって、おかげで月~水の毎朝毎夕楽しいっすよ(自爆)。今回の「キッチンの番人」は、キッチンに来るとイケメンに変身する犬のおかかなんだが…見た目と名前が一致しなさすぎて、それだけでもうツボる(激笑)。
話を戻して。
そんな私は拙作で、必ずしも悪口ではないポジティブな「馬鹿馬鹿しい」評を取りに行っているのです(おおいに自爆)。
ゆえに、拙作は「しんみりと物語に没入する」という感じではありません(自分で言った!)。
自作品のココが好き
謎にキャラ立ちしてるactors & actresses
最初に担当色その他をガッチリ設定付けたのもあるかもしれないけれども、それぞれにキャラの個性が出来てるから、アレンジが広がるというか。
現代劇から和時代劇、他にも構想だけならば西洋劇とかもあり。
外見的なところも、線画レベルから被らないようにデザインした…というのも良かったのかもと。カラーにすれば尚更、髪色を家系色(=担当色)のニュアンスで塗るから区別つくようになっているし。。
自分は基本的にリーダータイプよりもお人よしで損な役回りなキャラが主人公のほうが話が描きやすくて(謎性癖)、そういう意味で現代劇の主人公はやはり白侍ノブミなんだよなと。。
和時代劇になると、その時々で主人公というか中核視点のキャラが入れ替わっていく感じにはなりますが。第一話は現代劇の延長的に白侍・寅弥が中心にあるものの、以降は物語の内容に合わせて、第二話では紅二点(黒侍・ふみ、黄侍・標)とか、そんな感じで移っていくこととなり。これは、話の流れ上その方が自然だからというのもあるけれど、自分的には一つの挑戦でもあるのかもしれないです。
そんなキャラ立ち面々の、様々な関係性
素直に仲が良かったり、実は苦手意識があったり。
見た目も性格・言動傾向その他あれこれバラバラな面子が、過去(≒ご先祖)を遡ると同じところに在り同じ能力・同じ任務の下で生きていたことから、現在時間にあってもまたそれを再開するという……常に仲良く協力できるわけでもなく、時に衝突したり、そういう群像劇ならではなところも筆者自身好きですよね。。
創作談義で「ストーリー先行かキャラ先行か」的な議論がありますが、拙作の場合はほぼほぼキャラ先行というか、何ならキャラの個性で物語の展開も引っ張って行ってもらう感すらあります(爆)。
ともあれ・・・
和時代劇はオフライン出版本の有償頒布のみなので敷居が高いですが(自分で言った)。
現代劇『六花繚乱ヘキサムライ』に関しては無料でWeb読み可にしてあるので、この画風が苦手でなければ読んでみていただけたらと思います……まあね、今時な絵柄じゃないからアレなんですけど(更に自分で言った)。。
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