いいねボタンを卒業して自分の意見を表明する~45歳からの自我の確立~
「自分は何者なのか?」
何かに秀でているわけでも、何かに詳しいわけでも、特別何かに思いを持っているわけでもない私は、ずっとこの問にコンプレックスを持ってきた。
10数年もこの問に悶々とし続け「来世で頑張ろぅ……」と半ば諦めていたとき、この本に出会った。
そしてこの一文に、なぜ自分が"ナニモノ"にもなれないのかの答えを見た。
自信を持って表に出せる「意見」を持ててないから自分で自分のことを理解できず、アイデンティティを確立しきれていないということか。なるほどナットク。
いいねボタンを押すことで「意見」を表明しているつもりになっていたが、それは意見ではなく「反応」だと著者は言う。
物事を深く考えることが苦手で、自分なりの意見に辿り着く前に「まぁいいか」と諦めるのが癖になっていたので、いいねボタンは便利この上なかった。
だが、10数年悶々とさせられてきたコンプレックスと対峙するには、いいねボタンからの卒業が必須なようだ。
今日からは「何がいいと感じたのか」を言語化していこう。
Photo by Jackson So on Unsplash
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