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非エンジニア広報のMicrosoft Azure Fundamentals(AZ-900)受験記

Microsoft Azure Fundamentals(AZ-900)に合格した。

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「どう準備したのか」よりも、「なぜこの資格を取ろうと考えたのか」を書きたかったのだが、需要があるのは前者だろうし、自分も先人たちの受験記に助けて頂いたので、”Pay it forward”ということでまず受験記を。

私のスペック

今現在、私はSIerの広報(4年目)をしている。
8年くらい前までは、ネットワークエンジニア的なことをしていて、CCNAを持っていた。CCNPもあと1つでコンプリート!というところまでは取得。(あと1つというところで挫折)
なので、今は非エンジニアだが、ネットワークに関しては薄っっっすらと知識がある(ような、ないような)。
しかし、記憶は薄れゆく一方でアップデートは全くしておらず、クラウドに関しては「あー、クラウド?クラウドね、はいハイハイ……(フェードアウト)」くらいなレベル。

受験までの準備

Totalの学習時間は、オンライントレーニングを除くとだいたい20時間くらい。

1.非エンジニアの受験記を探す

「非エンジニアでも、ホントに取れるのかしら?」という最初の引っ掛かりを解消すべく、非エンジニアさんの受験期を探し、こちらの記事を参考にした。本当に感謝。

【AZ-900】広報採用担当ですが Microsoft Azure Fundamentals 合格しました -ビヨンドブログ-

【非エンジニア合格体験記】Azure Fundamentals (2019年5月) -カテイデザイン-

2.「MicrosoftLearn Azureの基礎」を読む

Microsoftが提供している無料の学習コンテンツで、実際のAzureを触って実施する演習もありナカナカ面白い。
ただ、読み進めていってもすんなりと頭に入ってこず、「やっぱり向いてない…」と半分くらいのところで力尽きる。挫折寸前。

MicrosoftLearn Azureの基礎

3.受験バウチャー付きの無料トレーニングを受ける

Microsoftが主催している「AZ-900 Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals」というトレーニングを受講。
Totalで5時間のオンライントレーニングで、これを受講すると12,500円かかる試験をタダで受けられる。なんと太っ腹な。ありがたし。
もともとはオフラインで実施していたそうだが、コロナ禍ということで今はオンライン開催となっている。

「2」で折れかけていた心にムチを打って受講したのだが、思いのほか理解が進んだ。
めっちゃ駆け足だが、講師の方の図解がわかりやすかったのと、受講中にMSエンジニアの方がリアルタイムにチャットで質問に答えてくれるのが良かった。他の受講生からの質問やその回答もチャットに流れてくるので、気づきも多い。

4.参考書を読む

「合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集」を購入。

「3」の復習を兼ねてざざっと一読。手で書かないと頭に入らない派なので、自分なりにまとめながらもう一周。
巻末の模試をやって苦手分野をあぶりだし、その部分をもう一読した。

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5.「MicrosoftLearn」の確認テストをやる

「MicrosoftLearn」の各モジュールには、そのモジュールの理解度を測るテストが数問ある。
とにかくテスト慣れしたくて、こちらのサイトで紹介されていたモジュールの理解度テストを一通やり、本番に臨んだ。

【Azure】AZ-900 試験範囲を整理した -shimapapa.io-

受験してみて

受験時間は60分だが20分ほどで解き終わり、もう一回すべての問題を見直せるくらいの余裕があった。
考えてわかる問題はほとんどなく、「知ってるか」「知らないか」で勝負は決まる。
ただ、「そんなのどこにも出てこなかったじゃん!」という問題もほとんどなかったので、上記の教材をしっかり覚えればクリアできるはず。
特に「こういうことをするために必要なAzureサービスはどれか」というのが多かったので、めんどくさがらずに覚えておくことをおススメする。(←めんどくさがって冷や汗をかいた人)

最後に:非エンジニアの同志(チャレンジャー)へ

実務で使うわけではなく、Azureのアウトラインを理解したいということであれば「4→3」で十分かと。「資格取得」までをgoalにするなら「5」もやっておくことをおススメする。

「非エンジニア」と題しているが、薄っっっすらと残っていたネットワークの知識に大いに助けられた。なので、ITインフラに関する知識が全くないという方は、「ちょっとー話が違うじゃない!」と思われるかもしれない。ゴメンナサイ。
でも非エンジニアでも取れない資格ではないので、ぜひ頑張って頂きたい。


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