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MBTIとストレングスファインダーの違いと組み合せ方_PartⅡ(個人編)

過去記事

■MBTIで多様性を再定義する
https://note.com/kohakuru/n/n6a2ac12da48a

■MBTIとストレングスファインダーの違いと組み合せ方_PartⅠ(組織編)
https://note.com/kohakuru/n/n5144ff51f4c9

■MBTIとストレングスファインダーの違いまとめ

MBTIの自己解析(INTJ)

ストレングスファインダーの自己解析

相関性は立証されてない(学問の前提が違うから当然か)

結果だけ見ると、いかにも同一人物っぽいというか、同じようなことを別の言い方してるだけのように見えるかもですね。

実際にはMBTIとストレングスファインダーの相関性は一部を除いてあまりないようです。ただ私の場合は「目標」「将来」「体系」「自律」あたりの文脈が明らかに相関してますね。

これはあくまで私個人の仮説に過ぎませんが、MBTIは生来的性格(キャラクター)を表すのに対して、ストレングスファインダーは必ずしもそうではなく人によっては後天的な環境的性格(パーソナリティ)が混ざってくる、であるならば、相関性が高いということは、すなわち生来的性格(キャラクター)のままで仕事もプライベートも生きている傾向が強い、ということかもしれません。

同じようなことを言っているようで、言ってることは違う

ストレングスファインダーの方がわかりやすいですね。人間は誰しも「成功」を求めてますから。ただその「成功」の定義は、たくさん稼ぐことなのか、名誉なのか、好きな人と愛し合うことなのか、世界の誰かから感謝されることなのか、人それぞれ違うにせよ、です。

その人それぞれの成功のために、あなたが持つ資質を明らかにしてくれます。前回記事の繰り返しですが、あくまでこれはレベルアップしやすい資質であるに過ぎず、これに対して意識的に投資することでようやく成功に繋がる「強み」になります。

ストレングスファインダーは現在クリストフストレングスと名称変更してますが、どちらにせよ、「ストレングス」が名称についてることに個人的にはちょっと違和感があります(ごめんなさい)。本当は「資質ファインダー」もしくは「ストレングスのきっかけファインダー」が正しいですよね。もちろん、こちらは企業が提供しているサービスである以上、マーケティングというのは必ずしも真実を表現することが正しいとはならないわけですね。

一方でMBTIは、結果的には似たような「表れ」が表現されてますが、なぜ自分にその特徴が表れやすいのかを解読することができます。やはりこちらは心理学からの発祥であり、学問的ですね。

それこそ「学習欲」と「内省」が上位資質である自分は、自分の行動や思考の理由を解明したいというドライブが働きやすく、MBTIを使って自分が自分であることの理由を解明しようとしている、そしてそれこそがMBTIに関心を持った理由でもある、というように自己解釈できてきます。もっと言うと、こうやって自己解釈を客観的にしようとすることがINTJらしいと言えるし、ストレングスの緑色資質の組合せからも見事に表れているな、と。

これが例えばINFJやINFPさんになると、もし同じ「学習欲」がトップ資質だったとしても、「物事を究明する」ことがドライブではなく、「ヒトの心や価値観をもっと深く理解したい」という思いがドライブになっていたりするのではないでしょうか。だから「学習欲」同士で、同じ場所で同じ経験をしていても、どこに着眼してどう学んでいるかはまったく変わってくるということですね。

更に言うと、ストレングスもストレングスで複雑なのが、単体の資質で表現できることは少なく、「組合せ」によって大きく変わってきます。なのでストレングスとMBTIの相関は、おそらく非常に複雑なことになっていて、「MBTIのNF(直観/感情)型はストレングスにおいては〇〇資質単体では相関はないが、〇〇資質と△△資質が共に上位にある場合には一定の相関を持つ」みたいな感じになるんじゃないかと、勝手に推察してます。

結局はどこにトキめくか

MBTIもストレングスファインダーも、共通していえることは、「自己申告」だということです。

学問的にどうこうはさておくならば、あなたがトキめくことが結果として出ているはずです。

ストレングスとは、めっちゃ雑に言ってしまえば、「好きこそものの上手なれ」です。MBTIとは、敢えてめっちゃ雑に言ってしまえば、「そこになぜトキめくのかの理由を教えてくれる一つの解釈」です。

私としては、組織としての活用においてはいろいろ気をつけなければいけませんが、個人として使う分に関しては、それぐらいの感じでやってみてもいいのかもしれないと思っています。

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