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子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた 番外編 Another Episode.8~最近のこと①~
!ご注意!
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12月から1月までをまとめてみました。2月~3月は最近のこと②へ続けようと思います。
11月から1月まで通院の期間もあいたし、今まで顕れた症状とはまた違ったものがあったので、これまた新たな付き合い方をしていくことになったのです。
もしどこの病院かわかったとしても、どの先生かわかったとしても、個人名や病院名を特定される内容はコメントに書かないでください!
私に施行された治療は、医師が私の症状に合わせて行った治療であり、私が受けた説明はあくまで、医師が私に合わせた説明内容です。
これまでのお話は、子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた話0話~はじめに~ここから辿ってくださいね。
もしくは、私のTwitterから辿れます。
第0話を手違いで消してしまったので…改めて読まれる方はこちらから…ゴメンナサイ
— JUN@大希 (@kohakunyan) December 1, 2019
子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた 第0話~はじめに~|JUN @kohakunyan #note https://t.co/9Bu0UpUVjZ
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今日のサムネは雪の日の健康診断に、空っぽの胃を満たしたエッグトーストとカフェオレ。そして本(医者の本音:中山裕次郎 著)
□12月
ざっくりいうと、月経痛に苦しんだ。
さらに言えば、12月上旬から妊娠・授乳期でないにもかかわらず、乳汁が出るようになってしまった。色は乳白色で白濁した分泌液。量は1回あたりティースプーン半分程度で、やや粘りがある。
月経痛は主に、下腹部痛や強烈な吐き気、頭痛。
経血量は多すぎず少なすぎず、ただおりものに血が混じることが多かった。
月3回もおりものに血がまじることがあるのは、流石におかしかろうとおもう。また、これもついては不正出血として扱っているけど、少なくとも不正出血の日数は短くても回数は多い。
月末には11月22日に処方してもらった、14日分の薬が底をつきそうになってかなり不安になってしまうほどであった。。。
最近、自分の体調がよくわからない。あと、吐き気が来た時に薬飲まなきゃいけないんだけど、残薬が少なくてあと2週間弱、耐えれれるかわからなくてちょっと不安だったり。。。
— JUN@大希 (@kohakunyan) December 29, 2019
こんなツイートをするほどだから、よほど不安だったのだろう。
□1月
年始、6月以来の日本酒をお屠蘇でいただいた。色々な銘柄の日本酒を飲むのは本当に楽しかった。所々へ昨年のお礼とご挨拶を終え、自宅に戻って洋服をの脱いでビックリ。太ももの内側やら、腕の内側が点々と赤くなってる。
蕁麻疹かな?とは思うものの、その赤いポツポツした発疹は痛くも痒くもなく数日経っても治るどころか日によって赤みが増す。
さらに月経も微妙な感じ。初めて3日で終わったし、痛みも強めで、早く17日にならないかと願いつつ、ようやく先生のもとに行ける17日を迎えられた。Another Episode.5の記事で出したこの症状メモ①~③がここで火を吹く。笑
これらのメモとともに、基礎体温表を提出して先生とお話をした。
主に、生理周期がおかしいことと痛みについて話し、乳汁についても話した。
「痛み、どう?」ってきかれて、結構痛くなることが多くて、とはいえ頻繁に薬を飲むのも…って思ってた話を素直にした。
Y先生「JUNさん我慢しちゃうんだよね。我慢しなくていいよ、変に我慢すると寝込んじゃったり、ここ(症状メモ)にあるように、痛みで動きたくなくなるようなら、我慢せずに痛くなりそうだったら飲むって方向に変えてみよう。そうしたら楽になったっていう人がいらっしゃってね、JUNさんも薬の飲み方を変えてみて良いと思う」
先生にそう言われて、随分心が軽くなった。
Y先生「問題はこの痛みだよね。あまりに痛みが続いてるから、痛み止めにプラスしてピルを始めてみてもいいと思う。ただ、ピルを始める前には、ピルのことちゃんと調べてほしいのと、乳がんの検査はちゃんとしておいてほしいかな」
そう言われて、先生に今月中に会社から人間ドックに参加することになっている旨を伝えた。ただ、マンモは予約で埋まっているのでエコーだけになることと、子宮頸がん検査と内診を受けることになっている旨も同時に伝えた。
先生に「頸がん検査、うちでやらなかったっけ?」って聞かれたけど、乳がん検査とセットだったので、子宮筋腫が残ってることも伝えたほうが良いかどうか聞いて、YESの返事を頂いたので帰宅後に記入した人間ドック用の問診票に子宮筋腫がある旨を記入した。
そして、症状メモ③に書いた内容を診た先生の目に、おっぱいが出るようになったことがめに止まったようだ。Y先生は少し驚きつつも「それって乳汁っていうんだよ」って教えてくれた。
Y先生曰くお乳を作るのは、プロラクチンという下垂体前葉から放出されるホルモンが関わっているそうだ。そのホルモンは、本来であればお母さんが母乳をあげるにあたって、乳児がおっぱいを吸うことで乳腺が刺激され母乳を作り乳管から母乳を出す。
また、授乳期に排卵を抑制したり月経を来なくさせる力があるホルモンなのだそうだ。
だから、産褥期以外に乳汁が出ることがそもそもの異常。しかも、私の場合は搾乳する度に左右の乳からティースプーンの半分くらいの乳白色の乳汁が分泌されていたので、先生に「昔からそういうのあった?乳汁が出るっていうので、一番多いのは薬剤性の副作用なんだけど」と聞かれた。
過去にもらっていた抗精神病薬(ルーランとかそのへん)で乳汁が出たことがあり、薬を変えてもらうことでとまってたと思うことを話した。
その上で、今処方してもらっている薬の中でそういった副作用があるのが、ナウゼリンにあると思い当たられたらしく、医療従事者用の添付文書を見せてもらったらバッチリ「乳汁漏出」「プロラクチン値上昇」というのが書かれてあった。
それでも、プロラクチン値が高くなくても乳汁漏出することはあるそうで、なにもないのが一番だけど、血液検査でプロラクチンを測定して翌週に結果を…ということになった。
「薬の影響でプロラクチンが高くなってる可能性が今は高いけど、他にも原因がいくつかあるんだよね。脳の下垂体に腫瘍がある場合があって、その原因を一つずつ除外していくしかなくてね」と前置きをおいた上で、高かった場合の話をされた。
「まずは一つずつ除外するために、もしプロラクチンが高かったら、造影剤いれて頭部MRIして下垂体に腫瘍がないかを調べよう。もし腫瘍があったら、脳外科と連携をとって大きさに応じて手術か薬かのを話し合っていかないといけないんだよね。だから一旦プロラクチン測ってこう」ということで、その日は血液検査をすることになった。
そして先生に、この症状メモを褒めていただいた!「こういうのあるとホント助かるから、来る期間が空いちゃってるっていうのもあるけど、次もあると嬉しい」って言われて、めっちゃ嬉しかった。
ともかく、血液検査の結果は次週に持ち越され、薬をもらった私は安心したハズなんだけど、本当に安心はできなかった。プロラクチン値が高い場合、いくつかヒットした病名の中には、良性だが下垂体の腫瘍(プロラクチン産生性腫瘍 / プロラクチノーマ)、高プロラクチン血症だったりといろんな病名が出てくる。そして、いずれの場合も不妊につながるそうだ。
ちょっとハラハラしながら24日に結果を聞きに行った。
先生に呼ばれて開口一番に「ナウゼリン結構飲んでた?」って聞いてきた先生のその言葉で、高かったんだなってすぐに分かったので、いざ数値は…?!
Y先生「プロラクチンね、結構高かった」
見せられた結果は、こんな結果。私も高いとわかっちゃいたけど、思わず「おー…高いですね確かに…」ってなった。
Y先生「これだと、やっぱり生理や排卵に影響するね。妊婦さんだったらこれくらいあっていいんだけど、JUNさんでこれだけ高いのはやっぱり薬剤性が一番可能性としては高いと思うよ」
先生とお話した結果、やはり制吐剤であるナウゼリン(一般名称:ドンペリドン)の副作用の一つの可能性があるということがわかった。
私は生理前~生理中の吐き気が強いので、別の制吐剤に変えられないかと聞いてみたものの、「プリンペランも同じ副作用があって、やっぱりプロラクチンをあげちゃうから、ちょっと出せないなぁ」と変更ができないのだとおっしゃられた。
そもそもプロラクチンの上限が30ってところにもびっくりしたので、素直にその驚きを伝えると「そうなんだよね、普通だったら30未満が望ましいけど、JUNさんは結構高い状態なんだよね」と先生は言う。
Y先生「僕が受け持った患者さんじゃないけど、プロラクチンが高くて腫瘍もないけど、乳汁だけが出る方がいらっしゃってね。その時は、性交渉が原因だったということがわかったんだけど、そういう方もいらっしゃるのね。ただ、JUNさん少し特殊だし、今だと薬剤性の可能性が高いから、まずはナウゼリンを飲むのを控えてもらって、プロラクチンの値が下がるかどうかを見ていきましょう」ということになり、1ヶ月様子を見ようということになった。
(先生は、時々ですます調になるけど、基本的には砕けた感じでおはなしされる)
どうやら薬剤性が有力だからすぐにMRIとするのは性急なようで、2月28日に採血だけやることになって、その結果含めた診察は3月6日にすることになった。
Y先生「そういえば、人間ドックうけた?」
私「はい、受けました。1月18日に予約とれてたのでいってきました」
Y先生「結果っていつでる?」
私「3週間前後かかるそうです」
Y先生「じゃ、3月にその結果みせてもらってもいい?」
私「はい。わかりました。次回お持ちします。乳房のエコーやったとき、右の乳房にウズラの卵くらいの影がありました」
Y先生「えっ!?影あったのか。何か言われた?」
私「その時は特にいわれなかったですけど、影見つかってからすっごい念入りにエコーされた感じです」
Y先生「そうだろうね…。もしそれが悪性所見だったら、ピル出せないからね」
私「はい。あと子宮頸がん検診、すっごい痛かったのと、内診で筋腫が見当たらないって言われました」
Y先生「んっ?頸がん検診がいたかったの?」
私「はい…、子宮の入り口しっかり擦り取ってますからねぇって言われてグリグリされて…」
Y先生「うーーーん」
先生なんて言おうかめっちゃ悩んでる感じ。
Y先生「その先生を庇うわけじゃないけど、頸がん検査に使う道具によっては痛いかもしれない。ヘラみたいなものやブラシか、その時の頸管粘液の量にもよっては痛みがあるんだよね。でも、そんなにグリグリする意味はあんまりないかなぁ」
先生、あんまり庇ってない…。笑
私は、先生に頸癌検査をされたときはあれ?もう終わり?って感じだったので、痛かったことにビックリしたのだと伝えた。
Y先生「僕、痛がりだからさ。痛いって患者さんに感じてほしくないんだよね」
私ちょっとビックリ。思わず「そうだったんですか…。先生に検査していただいたときはほんとに一瞬だったので、変な感じ全然感じなかったです」
先生やっぱり照れくさそうに笑う。この笑顔にこっちも笑顔になる。
Y先生「じゃ、28日は採血だけだけど、そのときになにかあったら遠慮なく来ていいからね。ちゃんと診るから」
最後に先生にそう言われて、ホッとしながら病院をあとにして会社に向かった。
会社には特に今回のことを報告はしていない、ただ、詳細な検査になることもあると思いますよ。といった感じで伝えている。
【おまけ】
さて、私は基礎体温表は基本的にEXCELで入力したものを印刷して先生に渡してる。
手書きでもいいんだけど、手書きだと病院側が毎回コピーを取らないといけなくなるので、面倒極まりないから病院に行く朝印刷して持っていく。
そもそも、基礎体温表だけでは、計測時間や体重、血圧、飲んだ薬や体調の概要のメモなどが書き込めないから、それも一緒にまとめられたほうが良いよねってことで、相方の力を借りた。
相方にEXCELにして纏めたいと話したところ「Y先生の役に立てば」と言っていたので、先生の役に立っていることに今では満足そうである。
印刷は、最新60日にしてる。90日にしてもいいんだけど一応60日でしている。
※このEXCELのデータ、差し上げることも可能ですので、もしご要望でしたら私のTwitterのDMまでご一報くださいませ。
次回!
Another Episode9. 最近のこと、ぱーとつー!
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