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物語の種⑧

⑧ノブ子の湯

 ノブ子は北海道の故郷から都会に出たものの、旅行代理店の上司のパワハラに遭って退職した。実家に戻ると、ノブ子はしょうがなく親の家業である旅館<すみ香>の手伝いをはじめる。
 ノブ子が手伝いをはじめた矢先、ノブ子の父・恒雄が病気に罹ってしまう。病気の恒雄からノブ子は<すみ香>の秘湯を教えてもらう。その秘湯は、どんな病でも治してしまうといわれている湯治場だった。ノブ子は恒雄から<すみ香>の秘湯を町おこしにつかってほしいと託される。
 ノブ子は親戚の支援を受けながら旅館を改築。一方で、<すみ香>はクロダリゾートから買収を持ちかけられる。ノブ子は旅館のリニューアルオープンに向けて一歩を踏み出すのであった。

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