ペアプロ初めて参加してみた
はじめに
所属しているノンプロ研で、ペアプロに初めて参加してみました。その時の感想など、まとめてみます。
ノンプロ研とは?
ノンプログラマーがVBA・GAS・Pythonなどのプログラミングスキルを身に着けるためのコミュニティ、「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(略してノンプロ研)。
定例会、もくもく会の各種イベント、プログラミング講座、そして、部活動まで、幅広く仲間とともに学ぶことのできるコミュニティーです。
ペアプロとは?
ペアプロは、ペアプログラミングの略。
ソフトウェア開発の手法の1つで、2人がペアになってコードを交互に書いていくというもの。
ソフトウェア開発の現場では、チームの技術力向上のために用いられているとか。
ペアの役割は、
ドライバ=コードを書く人
ナビゲータ=ドライバ(コードを書く人)をサポートする、書いたコードをレビューする
となっています。
ノンプロ研では、「ペアプロ部」という部活動があり、一人でコーディングするのが厳しいな、という課題に遭遇した際に、二人で時間を決めて、交互にコードを書きながら解決していく、という会を開催しています。
ノンプログラマーだと、職場にプログラミングをしている人がいない、なんてこともよくあります。
そのため、他の人のコードをレビューするような機会も、どんなふうにコードを書いているのを見る機会も、なかなかありません。
なので、この「ペアプロ」は貴重な体験となります。
ペアプロ初体験
先日、ペアプロ参加の機会が巡ってきました。
言語は、GAS(Google Apps Script)、
お題は、「原本になるGoogleスプレッドシートをコピーし、各シートに別なGoogleスプレッドシートからデータをコピペしてくる」というもの。
私は、「ナビゲータ」の役割で参加。
事前に、「ドライバ」の方からテスト環境をもらってました。
1.事前に準備したこと
事前に頂いた資料を読んで、
・入力、出力するものはなにか?=データ
・何をするのか?=機能
を、かんたんな図でまとめておきました。
理由は、ペアプロする人同士、そして見学している方々も、何を作るんだろう?が共有できたほうが望ましい、と考えたからです。
2.いざ!ペアプロ
通常、ノンプロ研のペアプロは、時間(10分)で区切って交代でコーディングしていたのですが、今回は、機能ごとで交代にてコーディングを進めてみました。
事前に、ナビゲータの方がコーディングを進めていてくれたので、その後を交互に。
また、事前の情報だけではわからなかった運用方法などもヒアリングしながら、機能を追加してコーディングを進めていきました。
あっという間に、時間が過ぎていき、なんとか予定した機能をコーディングすることができました。
3.反省点
・ドライバの方をリードしたナビゲートができなかった
・後から気がつく、こういう実装にしたほうがわかりやすかったな…
・時間無いかも!と焦って、冗長なコード=リーダブルじゃないコードになった
まとめ
ノンプロ研では、「教えることが二度学ぶ」という教えがあります。
今回のペアプロで思ったのは、自分が知っていることを、他の人にわかるように説明するほど、理解が深まっていなかったことを痛感しました。
ペアプロは、ドライバ、ナビゲータ、どちらの立場であっても、学びの深いものになると思いました。今後も機会があれば、参加したいと思います。
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