ノンプロ研「GAS中級講座」TA参加レポート
はじめに
本記事は、私が所属しているコミュニティ:ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会の『ノンプロ研 Advent Calendar 2020』20日目の記事です。
今日は、ノンプロ研にて、2020年9月から12月に開催されていた、第3期GAS中級講座のTA(ティーチングアシスタント)として参加させていただいた時のお話をしたいと思います。
TA(ティーチングアシスタント)とは?
講座の助手をする人。講座の参加者に伴走していく役割。
ノンプロ研では、「教えることが二度学ぶ」という教えがあります。そのため、開催される講座の講師、TAとして、参加させて頂くチャンスがあります。
立場を変えることによって、一層のスキルアップをサポートしていただける、ありがたいシステムです。
私は、2020年5月から8月まで、第2期GAS中級講座を受講していました。
TAの打診を頂いた時に、講座受講後1ヶ月後に開催される講座のTAができるんだろうか?とむちゃくちゃ不安でした。
ですが、主宰のタカハシさん、講師のetauさんがいらっしゃるし、わからなかったら速攻にヘルプしちゃおう、ってことで、お引き受けしました。
GAS中級講座の内容
中級講座で目指すゴールは、
「GASの開発・保守を楽に&スマートにできる知識とスキルを身につける」です。
2週間に1度、全6回で構成されています。
1回目:スコープと関数
2回目:クラス
3回目:組み込みオブジェクト
4回目:Script Services 1
5回目:Script Services 2
6回目:HTTP通信・API
講座は、解説、写経(練習問題のコードを入力)、そして宿題で構成。そして、アウトプット=Twitterでのツイートを推奨しており、講座中の気づきをツイートしながら講座を受けるという、結構ハードな講座になっています。
TAのお仕事
先にTAを対応していた、ホッタさんの記事を見て、お仕事内容を確認しました。
■講座中
・写経のページのスクショをSlackに投稿
・宿題のページのスクショをSlackに投稿
・Zoom、Slack、Twitter上の質問を確認し、回答もしくは講師に質問
・Twitter盛り上げる
■講座
・受講者さんの宿題の確認と添削
・宿題の解答例を作成してアップ
・Slackの質問に答える
TAのお仕事の1つに「Twitterを盛り上げる」というのがあります。受講者さんが後で講座中のTweetを見ながら、復習できるように、というのが目的。自分以外の人のつぶやきを見ることで、視点の違う点から復習ができるというのもメリットです。
各講座ごとのTweetまとめは下記。つぶや(きすぎ)いております。
TAで得たこと
基本に忠実に、そしてリーダブルコードを意識したコードを書くようになった
TAのお仕事の1つに、「宿題の解答例を作成してアップ」があります。
講座の内容、基本に沿った回答、そしてコードを読んで理解しやすいを意識して回答を作成することを意識していました。
これにより、実務でコードを書くときも意識付けができ、飛躍的に読みやすくなってきました(当社比)。
知識→言語化することの大切さ
講座ごとにSlackのチャンネルが作成され、そこに宿題提出、質問を投稿するようになっています。
質問に答える時に、自分の知っていることを、どう伝えるのがわかりやすいだろう?と考えながら回答していました。
また、宿題の添削で、解釈が異なっている時、間違えている時、答えだけを伝えることを極力避けるように心がけていました。
理由は、この講座中だったら答えを教えることができるけれども、今後実務の場ではそうは行かない。なので、解決するための考え方をどう伝えればいいか?を、意識するようにしていました。
知っていることの言語化の大切さ、そして難しさを、毎回感じていました。
まとめ
学習、知識の定着化には、他者に教えることで定着率が上がると言われています。
今回TAとして参加させていただくことで、この「他者に教える」ということを意識したこともあり、少しずつではありますが、知識の定着化してきたと思います。
プログラミング言語を勉強しているけど、知識の定着化できていないな、と思っている方がいらっしゃれば、ぜひノンプロ研の講座の受講をおすすめします。