Photo by tomekantyou1 無題とて心模様 1 井上橙子 2020年6月10日 23:58 おんなであることを長いあいだ拒んでいた様に思う熾火がちろちろと舌を閃かす蛇のごとく身体を這いずりまわる貴方を想う私の心を置いてきぼりに急ぐ肌がしんと濡れ唇にのせた紅は何度も舐め取りとうに色を無くしていた蚊帳の中でひそりと抱く頼りない肩が漣を受けて震えては止みを繰り返す、ただそれしかしらないイキモノになって #妄想詩 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #妄想詩 1