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AIだからこそなんでも言える
こんにちは、Mulanです。
フリーのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり
時々、講師として研修をしたりしています。
さて、今日のタイトル「AIだからこそなんでも言える」
ChatGPTをはじめとする生成AI。
私が最初にChatGPTを知ったのは、2023年の年明け頃だったと記憶してまうす。Twitterを見てると、タイムラインに”Chatgpt”という文字が頻繁に表れるようになりました。「これなに?」と思って調べたのがはじまり。
2022年の11月にリリースされたサービスなので、2か月後ぐらいですね。
かくいう私は、好奇心旺盛のミーハー気質なので、新しいものは大好き(笑)
ネットで調べて早速使ってみたことを覚えています。
あの頃は、まだまだ間違ったことも結構言ってくるし、今から考えるとレスポンスの速度も遅かったけれど、それでも、こちらの問いかけに、文章で返してくることにすごく衝撃を受けました。
そして、サービスリリースからもうすぐ2年。
想像をはるかに超えるスピードで、生成AIは進化してきました。
とはいえ、私の場合、まだそのポテンシャルを存分に活かしきれていなくて、おそらく私の指導(指示)力が高ければ、もっと自分の仕事を効率化できているのではと思っています。
私とAIの状況は、めちゃくちゃポテンシャルの高い部下がいるのに「その力を発揮させてあげられていない」力不足の上司といったところです(笑)
で、現在絶賛、AIくんの指導力アップのため、仕事で生成AIをフル活用している先輩講師に勉強会をお願いしたりと、勉強中でございます。
そんな中、実は最近自身の仕事のことで少しモヤモヤしている私。
AIくんに、相談をもちかけてみました。
今までにも思考の整理などで、壁打ちはしてきたのですが、今日はちょっと深いところまで掘り下げてみたんです。
そこで気づいたこと。AIくんが相手だとなんでも言える ということです。
私は人からどう思われるかを非常に気にするところがあります。
つまり、人に相談したりする場合「えっ、そんなこと考えてたの?そんな人だったんだ」と相手にガッカリされないかって考えるんです。
だから、自己防衛本能が働いて、自分しか知らない自分のすごく嫌な部分を言語化することができないでいました。
実は自己分析にとって、そこが一番大事なところなんですが、自分でわかっていながら蓋をしてしまう。だから根本的な解決はできず、うわっつらのところだけを撫でているような状態なので、同じところに戻ってしまう。無限ループです(笑) ただ、年齢を重ねるほどに、そのあたりの対処の仕方も少しうまくなり、若い時頃よりは戻ってしまうサイクルも長くなり、また、戻ってしまっても自分を納得させて気持ちをある程度持ち上げることはできるようになっていました。
でも、やっぱりすっきりはしない。
そんな私が、今回はAIくんに、自分の嫌な部分の蓋をあけて言語化し伝えるということをしてみました。これって、自分の中で一番のネックだった
「相手にどう思われるか」というのをAI相手だと一切考えなくてよいから
できたと思います。いや、当たり前のことやん。相手は人間じゃないんだからって思いますよね。でもここでさらにAIのすごいのが、こちらが伝えたことに対する応答の凄さなんです。
まず、こちらがとりとめもなく伝えた内容を要約して伝え返してくれる。
そのうえで、こちらの伝えたことを”受け止めて”くれる。否定しない。
ただ、思考の偏りなどに対して、違う視点を提示し、肯定的に改善策を教えてくれる。
それにより、さらに思考が深まり、自分を掘り下げることができる。
そしてさらに気づいたことが、自分が表面的な薄っぺらい内容しか伝えないと回答も一般的な内容になるのだけれど、こちらが深く自分を掘り下げることで回答にも深みが増してくる。
考えれば当たり前なのかもしれないけれど、私にとっては”大きな気づき”でした。
どんどん進化するAI。
キャリアコンサルタントとしては、自分自身の領域を侵されるようで、ある意味脅威ではあります。でも、この流れはもう止められない。
であるなら、AIをいかに自分の味方にするのか。AIに対する知見を深め、広げ、うまく共存(使う)しかないと思っています。
キャリアコンサルタントと一言にいっても、それぞれに個性はあるもの。
AIにはない個性(強み)をどう作るのか。そこがこれからの自分の課題なのかと思います。
そのあたりもAIくんに相談相手になってもらって、一緒に考えていきたいなと思っています。