見出し画像

あーだこーだ余計なことは考えない

こんにちは、Mulanです。
フリーのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり
時々、講師として研修をしたりしています。

さて、今日のタイトル「あーだこーだ余計なことは考えない」

今日、Facebookを開いてみたら、前職の部下がお子さんのピアノの発表会のことを投稿していました。彼女は私より先に会社を退職し、その後結婚。結婚相手も私の部下だったことから、お互い会社を退職した今も、1年に1.2回、お宅にお邪魔したりといったお付き合いが続いています。

その2人のお子さん。ただいま5歳の女の子。ピアノは1年ぐらい前からレッスンに通っていて、当初はママの方が一生懸命(笑)だったとか。しかし、この子、めちゃくちゃ負けず嫌い。人に負けるというより「自分に負ける(思うよういできない)」ことが何より悔しい。今回も発表会に向けて、上手く弾けない自分に、唇かみしめ、半泣きになりながら、ママがもう口出しできないくらい、必死に練習していたとのこと。そして、その練習過程がすごいんです。できないところを弾けるようにするために、何をするのか練習方法(解決策)を手紙に書いて、ピアノの先生に渡して共有したり、人前で弾くことに慣れるために、自ら公共の場に置かれているピアノを弾いてみたりと・・・もう、その課題解決に対する行動力が大人顔負けでホントに素晴らしくてちょっと感動。

そして、結果ピアノの発表会は大成功。自分の納得のいく演奏ができたようで、めちゃくちゃ楽しかった!とそして「次は○○の曲を、もっと沢山の人の前で弾きたい!」と終わった瞬間に話していたとか。

この話を聞いてすごく感動するとともに「あー私は何してんだろう」って。
最近、仕事でミスすることが多く、その原因は自分でもわかっていて、あれこれやることが多い中、ひとつのことをしながら「あれはどうだったっけ」
と常に気がそぞろ。集中できず、結果抜け漏れなどつまらないミスが発生。
そして、ミスをする自分に落ち込む。

私と5歳の彼女の大きな違い。それは「できないことに落ち込む」私
「できないことに悔しがりながら、建設的にそれを打開するために創意工夫し行動に移す」彼女。

できないと落ち込んで「あーだーこーだ余計なこと」を考え、結果、どの仕事にも集中できないから、どれも納得がいく成果が得られず、またモヤモヤ。翻って、5歳の彼女は、とにかく目の前の目標に向かって最大限行動したことで大満足の結果を生み、次への意欲を得る。

5歳の彼女の行動に頭ガツンと殴られた気持ちです。でも、スッキリしました。自分が「こうなりたい」と思う姿があるならば(私の場合、今自分が携わってる仕事で納得のいく成果を生む)、あーだーこーだ余計なことは考えない。今、考える必要があるのは、今の課題に対してどう対処していくか。
年齢とともに、以前と同じようには作業が進まないことはある。じゃあ、そのことを気に病むのではなく、今まではヒューマンスキルでやっていた仕事をいかにシステム化するかを考える。

色んな所に気づきや学びがある。そんなことを実感した日曜日の朝でした。
さぁ、仕切りなおして今日から頑張ろう!



いいなと思ったら応援しよう!