正解がない
こんにちは、Mulanです。
フリーランスのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり、時々講師として研修をしたりしています。
さて、今日のタイトル「正解がない」
いや、仕事とか人生って「正解がない」ことが大半ですよね。
なんで、こんなことを急に言い出したかと言うと、今日の朝ドラ。
(またまた朝ドラネタでスミマセン💦)
朝ドラ「虎に翼」の簡単な概要については、先週の記事↓に書いています。
で、今日の放送の中で、弁護士を目指す主人公が裁判の傍聴に行くのですがその裁判は法律に則れば訴えている側の主張を通すのは難しいものでした。しかし、主人公はその現実に疑問を感じます。そして大学の先生に疑問を投げかけます。
「法律上は無理だとはわかっているのですが、本当に無理なのでしょうか?」と。すると先生が「どうだろうね、法廷に正解はないから。正解を教えてあげられるといいんだけどね。そうだ、生徒の皆で考えてみてはどうだろう?」と答えます。
このくだりを観て、確かに正解が決まっているのなら、裁判って必要ないかも、と朝からドラマを見ながら一人頷くと同時に、仕事や人生って「正解」のないこと多いよな・・・ルールはもちろんあるけれど、ルールが絶対ではない場合あるよね・・・って思ったのです。
何か問題が生じた時、もちろんルールはベースにあるけれど、その時の状況を整理し、その時点での最善(と自分が考えた)「判断」をして行動する。
そして「判断」を下すためには、知識が必要なこともあるだろうし、情報収集力が必要なこともある。でも何より、その知識や情報を使って”自分で考える力”が必要なのかなと思います。
キャリアコンサルタントの仕事も、正解がないことが多いです。
それこそ”キャリア(人生)”に正解はない。特に多様性という言葉が一般的になった現在においては、選択肢は多岐にわたります。
それでも今日の朝ドラの主人公のように、クライエントさんから「私はどうすればよいですか?」と正解を求められることはよくあって、自分なりに考えて最善と思えるサポートはしてはいるものの「まだだな・・・」と思うことがしばしばあります。
だからこそ、キャリアコンサルタントとして、必要な知識を勉強し、労働市場のみならず、経済や政治や世の中全体の動きを知るための情報収集は必須。また、情報収集においては、溢れるほどある情報の中から有効な情報を選別する目を持つ事も必要だなと改めて感じました。そして、その知識と情報を使って”自分で考える力”を付ける。
仕事を続ける限り、学びは永遠ですね。
朝ドラの主人公がこれから学び変化していくように、私もまだまだ変化するために頑張ろうと再認識するきっかけをくれた、今日の朝ドラでした。