前回の補足&Apple musicの楽しみ方 【オーディオ】
前回Wiim Proのレビューと題した記事を公開したところ、思っていたより反響があってよかったです。読んでくれた皆様ありがとうございます。
今回は購入から約一か月がたったことで、結果的にどのように使っているか、また購入までの悩みなどをシェアしたいと思います。
最終的にたどり着いた使い方
前回の記事では、Apple musicが使えないという問題からAmazon music unlimitedを使って音楽を再生しているという風に書いていたと思います。しかし、一か月たった今はAmazon music unlimitedを解約し、Apple musicをiPadからchrome cast経由で使うようになりました。
Amazon musicを離れた理由は単純に使い勝手がとても悪かったからです。アーティストページではアルバムの並び順の基準が不明確なことや、通常のアルバムとベストアルバム、シングルなどが混ざってしまっているので、表示量が多くなりすぎて探しにくいこと、また、同名のアーティストページがなぜか複数あって見つけづらいなど、様々気になるところがありました。
chrome castが現時点では最高のApple music環境
chrome castについて少し説明すると、基本的にはAirPlayと同様に映像や音声をスマートフォンなどからテレビやスマートスピーカーに転送し、再生することが出来る機能です。しかし、AirPlayと大きく異なるのは、転送がBluetooth経由ではなく、wifi経由なので音声データを非圧縮で再生できる点です。非圧縮とは簡単にいうとロスレスのようなことで、音質重視のオーディオにとって非常に重要です。つまり、chrome cast経由でApple musicを転送すれば理論上、音質が劣化することはないということです。ただし、Googleによると最高で24Bit 96kHzまで対応しているようですが、現時点でiPadからのchrome cast経由では16bit 44.1kHzまでの動作しか確認できていません。この原因については追々調べたいと思います。幸いなことに、Apple musicと異なってchrome castに対応したデバイスは数多く存在しています。もちろんWiim Proも。
つまり、今回提案したいのは(リモートで操作がしたい人で)Apple musicをオーディオで本格的に楽しみたい人は、chrome cast対応のネットワークストリーマを購入してスマートフォンなどから再生するのが一番良いのではないかということです。私の中では、音を重視して使い勝手の悪いAmazon musicを使うか、現時点ではハイレゾで動作しないにしても使い勝手の優れたApple musicを使うかでは、Apple musicが勝りました。
ちなみに、遠隔で操作できることを重視しつつApple musicを楽しむには、紹介した以外の方法だとSonosのSonos Portを導入するほかに選択肢が見当たりません、、でもこちらは高価な一方でハイレゾに非対応という点で、私の選択肢には入りませんでした。
終わりに
chrome castを使うと非圧縮で再生ができるということは、正直なところ最近知りました。これは利便性も非常に優れており、専用のアプリをインストールせずに普段使っている音楽再生アプリ(アプリがchrome castに対応している必要あり)から直接再生することができるのも良いです。また、Youtubeも対応しているので、ミュージックビデをなどを音だけスピーカーから再生するなどもできます。今回の記事も何か参考になれば嬉しいです。