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5枚目
イグナチオ教会の花。はやはり宗教めいてて怖いかなあ…。無宗教の宮野です。
今日は四谷に用事があり、帰りに教会が見えたのでオルガンを聴いてきました。
私が生まれる前、母が看護師として勤務していた病院の経営母体が教会で、上京時に母がわりとしてその病院に勤務するシスターにお世話になったので、馴染みから何となく寄り道してしまいます。
大きな大聖堂にひびくパイプオルガンの音色がふわりとひろがる空間はとても心地よいです。今日は本当に練習、という雰囲気だったからか「ドラゴンクエストのゲーム中」の音楽みたいでついゲームの事を考えてしまったので退席。邪念しかありません。
教会にいく度に思い出すのは当時お世話になった、シスターのことです(既に他界されています)
「電車の乗り換え方なんか覚えなくていいから、身体を労ることを大切にしなさい」
とよく都会人になるよりもセルフケアに目をむけることについて言われた事を今でも思い出します。
そのシスターとは中々友達が出来なかった上京当時、ホームシックだけど明日勤務だぜ!(岩手に帰れない)というときに会いに行ってはバランスの良いご飯を食べさせてくれたり、食べ方が汚い!と良く叱ってくれたり。
味方になってくれて、時に叱ってくれる人というのは上京した人間が出会うのは難しいと思います。そのきっかけが母で、看護であるのもなんだか縁でした。
その人は本当に東京のおばちゃんだったなあって今でも思うんです。ちょっとしたきっかけで思い出す人。あと、天国で今の暮らしをみてため息をついてそう、、、と考えてみたり。
しゃんと、しなくては。と襟をただすのです。