2024年の徽音祭を見て(こはく)
はじめに
皆さんご機嫌よう。お茶女♡アイドルカフェ卒業生、8期のこはくです。
2024年の徽音祭に行ってきたので、感想をまとめます。
徒然に語ってしまいますが、ご容赦ください。曲ごとという感じではなく、あくまでも全体的な感想が中心です。
1日目・カフェ
2年前に卒業した私は去年はスタッフとして徽音祭に参加しました。
そのため完全に外から見る徽音祭は初めて! わくわくどきどきしながら始まるのを待っていました。
ミニライブもカフェタイムも、すごく楽しかったです。
去年も感じましたけど、今年はついに最上級生になった10期ちゃんはすごくお姉さんになっていて。執行代の11期ちゃんもすごく周りを見ていて。
2年目になった12期ちゃんは去年以上に安定感があって。
そして13期ちゃんは、私が初めて外から見る子たちでした。12期ちゃんは活動は重なっていませんが、スタッフをしたため、外から見たのが初めてではなかったんですよね。
初めて外から見て、魔法にかかった状態で会った13期ちゃん。
ソロ曲を普通にやる文化って、今まではなかったと思ってるんです(昔あったらすいません)。
今年はソロ曲があって楽しかったです。
ソロ曲だとその子にずっと注目できるので、改めて魅力に気づけるんですよね。
ソロ曲の選択にはすごく個性が出ているなと感じました。ソロでやるくらいだから、思い入れのある曲や好きな曲をやるわけです。
そこにはそれぞれの個性がすごく出ていますよね。
私がもしやるなら、『無敵級*ビリーバー』を選んでいました。というか選びます、今なら。
だからカフェで『無敵級*ビリーバー』が流れてびっくりしました。
あくあちゃんが踊ってくれて、あくあちゃんがこの曲を選んだ背景とかを想像しちゃって、なんだか泣きそうになりました。
そしてそこからあくあちゃんが気になって見ていたら、すごく応援したい子だなって思って、好きになりました。
ここでちょっと『無敵級*ビリーバー』の話を挟みますが、私はこの歌の歌詞がすごく好きなんです。
特に好きなのが『今日より明日の自分のこともっと大好きになっていたいんだ』です。
今日より明日の自分を好きになりたい。私はそういう気持ちで生きています。少しずつでも、理想に近づけるように、好きになれる自分になれるように。
自分なんてだめだめだな……そう落ち込みそうになった時、この曲を聴きます。
先輩方の気持ちがすごく分かった気がします。私だってもう先輩側なんですけれど。
12期ちゃんまではやっぱり「後輩」という認識がなんだか強くて、13期ちゃんは「アイドル」の認識が強いんですよね。
そして、1日目のカフェタイムですら10期がそろうとすごく泣きそうになりました。
ももこちゃんとののちゃん。卒業しちゃうって分かってたからもう、存在しているだけで涙が出そうで。
会長の時に入ってくれた代ってやっぱり特別で、愛おしくてたまらないんですよね。二人を見ると愛しさが爆発しそうになります。
そしてずっと見ているので成長も感じられて、感動しました。
本当にここまで2人とも続けてくれてありがとう。続けたいと思ってくれてありがとう。本当に大好きです。
という感じで、1日目カフェは終わりました。
あと、カフェ衣装すごく可愛かったですよね。色違いとか、リボンをつける位置がそれぞれ違ったりして個性が見えて嬉しかったです。
1日目・特ステ
10期ちゃん最後の、そして11期ちゃんが中心となって作り上げた特ステ。
楽しみでしたし、なぜか私も緊張していました。
特ステ、よかったです! 最高でした。
『サインはB』すごく特ステ映えする曲だなと思いました。コールもあるし、知名度があるので見にきてくれた多くの人がそれを分かって口にしてくれる。私も声を出すのがすごく楽しかったです。
『サイクロンライフ』も楽しかったです。コール曲ってやっぱり楽しいですよね。
『わざとあざとエキスパート』可愛かったです。あざとい子が集まっていましたよね。みんなあざとかわいかった!
私はももこちゃんをあざとかわいいと思っているので、踊っているところが見られてよかったです。ももこちゃんって踊っている時もにこにこしていてすごいですよね。私は余裕がなくて上手く笑えなかったりする時が多かったのでいつも感心します。
『CAMEO』めちゃくちゃよかったです。ののちゃん曲リーダーのこの曲、すごく楽しみでした。
ののちゃんって本当ダンス上手で(めちゃくちゃ教わっていました)、しかも表情作りまで上手い。格好良くてどこか色っぽいような雰囲気がある曲がすごく似合いますよね。
人間椅子の時の表情とかすごく素敵でした。
『Angelic Angel』
ラブライブの曲を特ステで見られるなんて嬉しい~! の気持ちのいっぱいです。そして小道具がある曲いいですよね。去年の『眼鏡の男の子』もそうですが、小道具がある曲は見ていてわくわくします。
『まほろばアスタリスク』
泣きそうになりました。ラストがまほろばなの、すごくよかったです。
特ステは衣装もすごく可愛かったです。制服風でありながら、お姫様っぽさもありましたよね。
特ステ衣装のめるちゃんがすごく白雪姫だ! という感じがしたのが印象的です。
カフェと特ステで髪型を変えていた子も多くて、そこも楽しかったです。
11期ちゃんが執行代なので、全体曲等では真ん中にいることが多くて。この特ステを作り上げるまでにたくさんの苦労をしたんだろうと思うとやっぱり泣きそうになりました。泣いてばかりですね、本当に。
2日目・カフェ
卒公では泣くだろう。分かっていました。ですがまさか朝から泣いてしまうとは!
もう、今日2人が卒業しちゃうんだ……と思うとずっと泣きそうでした。
ののちゃんとももこちゃんが2人で出てきた時、何の曲だろう? と思ったんですが『青春サブリミナル』だと分かった瞬間泣きました。
『青春サブリミナル』は私が10期ちゃんと特ステで一緒に踊った曲なんですよ。
すごく難しい曲で、当時ももこちゃんと「青サブは難しすぎる!」なんて言いながら練習したことを思い出しました。
そんなももこちゃんが上手に踊っていて、そこの成長にも泣いちゃいました。
(ちなみにののちゃんには教えてもらっていました。ののさん……)
2人が『青春サブリミナル』を選んでくれたってことは、2人が私と一緒だったあのステージや練習の日々を大切に思ってくれていたんだなって。それがすごく幸せでした。
そして、ののちゃんとらびちゃんの『愛包ダンスホール』
らびちゃんがののちゃんをすごく慕っていたことは知っていたので、2人が出てきた瞬間泣きました。
だって、ののちゃんが12期ちゃんにとってはお姉さんなんですよ? 私から見た10期は可愛い可愛い後輩ちゃんなのに。
後輩に慕われるということは、当たり前ですが慕われる振る舞いをしているということです。そこを思うともう泣いちゃいますよね。
私は10期が大好きなので、10期が慕われているのがすごく嬉しいんです。
曲としてはかなり高難度のダンスだったなと思います。さすがののちゃん! ののちゃんもらびちゃんも練習が大変だっただろうけれど、2人でこの曲を披露してくれてありがとう。
ももこちゃんとかなこちゃんの『わたし、魔法使い』
かなこちゃんがももこちゃんを慕っていたのも分かっていたので、泣きました。
あとの曲、涙でびしょびしょになり過ぎて現地で言及できなかったのですが、猫耳可愛すぎましたよね!?
かなこちゃんの目が潤んでいて、もらい泣きしそうになりました。既に私も泣いていたんですけれどね。さらにもらいました。
本当に可愛かったです。
ももこちゃんは卒業の年なのに、泣かずににこにこしてくれていて。笑顔が似合う素敵な子、たくさん笑顔を見せてくれてありがとう。
このコンビで絶対チェキを撮らねば! と感じ、ののらび、ももかなでチェキを撮りました。このチェキの私、泣き過ぎて鼻が赤いです。
2日目・卒業公演
もう、絶対に最前でみたくて。入場待機していました。無事最前で見ることができました、ありがとうございます。
AKBメドレーということで、衣装もAKBっぽいチェックなのでは!? と思っていたんです、予想は大当たり。
そして期待以上、想像以上の可愛らしさ!
おそろいの衣装というのも10期っぽくてよかったです。卒公はおそろいにしたり、それぞれが好きな衣装を買ったりと個性が出ますから。
『10年桜』は私練習していたんです。コロナで踊ることはできませんでしたが、アイドルカフェ10周年だから『10年桜』をやろう! となっていたんですよね。
なので最初から思い出深かったです。
途中でパーカーを脱いで衣装の雰囲気が変わったり、『Everyday、カチューシャ』では実際にカチューシャをつけたり。
すごくこだわって作られた卒業公演で、公演としての完成度がめちゃくちゃ高かったです。
スタンドマイクを使った『ヘビーローテーション』とか、すごくハイテンションで特に好きでした!
ののちゃんも、ももこちゃんも見たくて、瞳が二つあることに感謝しましたね。
最前で大号泣し、その節は申し訳ありませんでした。
スピーチでも泣いてしまいました。ももこちゃんは笑顔で、ののちゃんは泣いてて。そういうところもバランスがいい2人だなって思います。
たくさんの後輩ちゃんが泣いていて、10期がどれだけいいお姉さんになっていたんだろうと想像すると誇らしくて、嬉しくて、また涙が出てしまいました。
本当に卒業おめでとう。
私の代に入ってくれたのが、10期ちゃんで本当によかったです。
歴代の会長と比べると頼りなさすぎた私だったけど、そんな私を会長として慕ってくれた2人には感謝の気持ちでいっぱいです。愛おしいです。
私が会長をやってよかった! と思える理由の一つが2人です。会長として2人と接することができて幸せでした。
2人がこれから一生、幸せばかりの道を歩んでほしい。本気でそう願っています。
2日目・代替わり公演
卒公で涙びしょびしょのまま見た、代替わり公演。
代替わりは泣かないぞ! と思っていましたが、普通に大号泣でした。
代替わりも公演として構成などもしっかり考えられていて、とてもクオリティーが高かったですよね!
新会長はかなこちゃん。
かなこちゃんとはメンカラ白系・会長という共通点があったりします。
12期ちゃんは5人いるので、支え合ってきっと素敵な徽音祭を作ってくれるんだろうなと思います。
かなこちゃんが中心になって作り上げる来年の徽音祭、すごく楽しみです。
そしてひるねちゃんが泣いているのを見て私も泣きました。
ひるねちゃん、会長おつかれさま。大変なことがたくさんあったと思うけれど、ひるねちゃんが会長をやってくれて嬉しかったよ。
11期ちゃんのおかげで、今年の徽音祭も最高でした!
代替わり公演で見た12期ちゃんは既にすごくお姉さんに見えました。
スピーチではすごく泣いてしまって、ティッシュも役に立ってよかったです。
めるちゃんの話を聞いて、私はすごく泣いてしまいました。アイドルカフェは普通の女の子がアイドルになれる場所です。
アイドルになりたかった子も、そうじゃない子も。
めるちゃんがアイドルを好きなことや、アイドルを頑張ってくれていることは伝わっていました。
でもはっきりとこういう形でアイドルになりたかったのだという話を聞いて、泣かずにはいられませんでした。
アイドルカフェに入って、アイドルになってくれてありがとう。
こういう背景を聞くとやっぱりすごく応援したくなります。
一人ひとり、アイドルカフェを選んだ理由があって、一人ひとりに違う過去がある。当たり前ですけど、当たり前なそんな事実にきっと何度も泣いてしまうんですよ。
そして、なつめちゃん。なつめちゃんが来年卒業だという話を聞いて、驚いた先輩方も多いのではないかと思います。
実は私は知っていました。でもこのタイミングで発表があるとは思っていなくて泣いちゃいました。
なつめちゃんの話は正直、すごく驚きました。
私から見たなつめちゃんって、関西弁の綺麗なお姉さん、というのが第一印象でした。
関西弁が可愛くて、おしゃべりも上手で、あざと可愛さも持っていて、「できる女」オーラもあって、お笑いにも詳しかったりして。
可愛い・美人、しっかりしてる・ちょっとおっちょこちょい。
相反する要素も兼ね備えているような子で、すごいなと思っていたんです。だからなつめちゃんからあんな話が出ると思っていなくて、びっくりしました。
どこにいたって愛されて、友達なんて余裕で100人はいるだろうみたいに思っていたんです。
なつめちゃんはすごく魅力的なヒロインです。
アイドルカフェに入ってくれてありがとう。
他の12期ちゃんより1年早い卒業。寂しいけれど卒業公演が楽しみでもあります。来年の卒公も私、泣くんだろうな。
代替わり公演、コール曲で大騒ぎもできたし、いろんな話も聞けたし最高でした!
1年に1度の魔法
徒然と2日間について振り返りましたが、最後に全体的なことを書かせてください。
アイドルカフェは1年に1度の魔法です。普通の女の子が「アイドル」になれちゃう特別な魔法。
でも、魔法って万能じゃないんです。そして魔力がなければ魔法なんて使えない。
1年をかけて、私たち……後輩ちゃんたちは、魔力を蓄えるんです。
楽しいだけじゃなくて、辛いことも大変なこともあるよね。
でもやめずに続けられるのはやっぱり、特別な2日間のおかげだと思います。
そしてなにより、先輩たちのおかげです。
私たちがいくら魔力を蓄えたって、魔法を使おうとしたって、先輩たちがいなければ魔法は発動できないんですよ。
先輩たちのペンライトの光が、コールが、眼差しが、後輩ちゃんたちを「アイドル」にしてくれるんです。
アイドルカフェに入った理由、日とそれぞれですよね。
アイドルになりたい子、アイドルが好きな子、可愛い衣装が好きな子、踊りたい子、なにかに挑戦してみたい子、友達に誘われた子。
なんだっていい。本当になんだっていいんです。
アイドルカフェを卒業した子たちにとって、アイドルカフェがいい思い出になってくれたら嬉しいです。
それだって、どんな形でもいいです。
アイドルカフェが大好きになって卒業してからも毎年見にきてくれたり。
踊ることが好きになって卒業後もダンスをするようになったり。
可愛い服が好きになって可愛い服を着るようになったり。
アイドルカフェで出会った仲間と友達になって遊んだり。
辛かった時に「アイドル」になれたことを思い出して踏ん張ったり。
慣れないことに挑戦したことを誇りに思ったり。
そんなにたくさん思い出さなくたっていい。でも時折振り返って、過ぎた日々が愛おしかったと思ってもらえたら、元会長としてはすごく光栄です。
最後に、私の話を少しさせてください。
卒論で私、ずっと大好きなことがあって、変わらない夢があるということを書きました。だからこそ、『未来予報ハレルヤ!』が大好きなんです。
夢がなにか、言うのが怖いのは今も同じです。
でも、頑張っているみんなを見て、スピーチを聴いて、私もちゃんと言いたい、言っていいんだ……と思えました。
アイドルとも歌とダンスとも関係はないんですけどね。
私はずっと、小説家になるのが夢なんです。
6歳の時からずっと小説を書いていて、何度も何度も公募やコンテストに応募して。
でもなかなか結果が出ないから、恥ずかしくて情けなくて人に言えなくなりました。
だけど本当は叫びたかったんですよ。小説を書くのが大好きだ! って。
そう叫ぶ勇気を『未来予報ハレルヤ!』を踊ってもらえたんです。だから当時の打ち上げで何人かの後輩ちゃんに話せました。
そして今年、ありがたいことに小説で賞をいただけたんですよ。
賞をいただけたと言っても、本を出せるわけではありません。だけど私にとっては前進です。
すごくすごくゆっくりだけど、夢に向かって頑張っています。
徽音祭は勇気をくれるし、頑張らなきゃ! と思わせてくれます。
卒業生として、元会長として、後輩に恥じない私でいなきゃ! と思わせてくれるんです。
私、これからも頑張ります。
頑張って、アイドルカフェの卒業生として恥じない生き方をします。
また1年頑張って、胸を張って徽音祭にこられるようにするね。
2024年の徽音祭、本当に行けてよかったです。
アイドルカフェがこの先、ずっとずっと続きますように。
1年に1度の魔法が、たくさんの幸せを作り出しますように。
2024年11月10日 8期生・こはく
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