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印象に残っている対戦

■はじめに
 
今回、ガルシア杯へのエントリーの為のnoteを執筆するにあたって『印象に残っている対戦』というテーマを選択させていただきました。

 私自身、本格的にポケモンカードを対戦をするという意味で始めたのは『伝説の鼓動』の発売の時期になります。ここ最近ポケモンカードを始めた方には馴染みのない名前かと思いますが、今現在tier1と名高い『ルギアvstar』デッキに入っている「アメイジングライコウ」が入っていたり、今年の4月あたりに使用者がそこそこいた裏工作を軸にした、非エクのポケモンで構成されていた通称「悪ウィニー」と1部で呼ばれていたデッキに入っていた逃げエネが0のゼラオラなどもこのパックです。Dレギュレーションの終わりが見えてきたこの時期に、Dマークのポケモンたちが多く使われているのは感慨深いですね…

 私がポケモンカードを始めた時期はコロナ禍真っ只中で外のカードショップでのジムバトルなどは全くありませんでした。そんな中、ひたすらYouTubeで過去の大型大会の動画を身漁っておりました。

 初めの頃は、ABCレギュレーション環境のCLは知らないカードが多すぎて見ていて楽しめず…スペシャルリーグ銀座の動画をずっと見ておりました。そのせいか、その年のCL横浜でヨネダタクヤ選手がアルセウスディアルガパルキアを使うのを見るまで、ずっとタイレーツしか使わない人だと思っておりました笑

■印象に残っている対戦

 私の中で印象に残っている対戦は、やはりCLやJCSの配信の中にあるものがほとんどです。『モンテます。』という名前の自分が属している普段一緒にポケモンカードや、飲みなどを楽しんでいるグループでも、過去の配信を流した際、実況のセリフなどを全部先読みで当てて引かれるくらい大型大会の配信は大好きです笑

 自分の中で印象に残っている対戦をあげますと、大きく3つあります。

1.チャンピオンズリーグ東京2020より
決勝戦『シマヒロマサvsシマダダイチ』

 この試合は、本当に何度見たかわかりません。今でもイラストを描きながら対戦シーンの映像はほぼ全て覚えているのでラジオ感覚に聞くこともあるくらいです。(?)

 今日の、裏工作を使ったパルキアなどを例に、1枚1枚のカードのピックで試合が進んでいくのとは違い、立て引きカード+ジラーチのねがいぼしといったカードのプレイする順番の比重が大きく、かつ裏工作などと違って1ターンにカードに触る時間が短いながらゲームの終わりを左右する選択を迫られ、限界まで悩み…ジャッジの方にそろそろどうですか?と行ったような事を言われる…そんな緊張感がヒリヒリと伝わってします…

 気のせいか分かりませんが、過去のCLの方がプレイヤーの感情がわかりやすい気がします笑(マスクの有無だけではない気がします…)

 話を戻すと、このCL東京の決勝は『シマヒロマサ』選手が、決勝戦前にも2回配信にでておられその全ての試合が本当に見ていて面白いです。後攻1ターン目からセンスが光る動き…試合を決める一手を思わぬタイミングで引き寄せる強さ…本当にカッコいいです。

 決勝戦では、サーニーゴことシマダダイチ選手(先日のWCSという世界大会で見事2位!!)と対戦します。

 この試合は両者の感情が本当に伝わってきます…極限状態でのミスなので何度も天秤が傾いたり…

 長くやられている方ならなにもいわなくても伝わらと思います笑。見たことがない方は是非、1度見ていただきたい名試合です!!


2.チャンピオンズリーグ福岡より、
『タカタカイセイ』vs『サトウルイ』

 まずこの試合がどんな試合かというと、アルセウスディアルガパルキアgx、通称『三神』とも呼ばれているカード(最近始めた方でも知っている方が比較的多いカードだと思います。)が初めてマスターランク帯で優勝を勝ち取った試合です。

 「それのどこがすごいの?」というこのCL以降に始めた方にお話させていただきますと、このアルセウスディアルガパルキアgx(以降『三神』と記載させていただきます。)は、オルタージェネシスというパックが発売されてから、パートナーを変えながらもずっと環境のいただきを走り続けていました。最近ですと、三神ファイヤー、三神ザシアンとも呼ばれることが多かったですが、何と最初の三神〇〇の〇〇はケルディオが最初でした(私も驚きました。)とれるサイドが1枚多くなるという唯一にして最強のgx技『オルタージェネシスgx』という神にふさわしいルールをも変えるような技を持っています。サイド2枚のポケモンなら2体倒せば勝利。非エクのデッキなら3体たおせば勝利。おそろしいですね…私の最近大好きなレジギガスデッキなど全く歯が立ちません…(最近、誤ってptcgoの大会でスタンダードのレジギガスデッキでエクストラの大会に出てしまった際、粉微塵に破壊されました笑。ブリザードバインドで誰も止まらないし…弱点一つもつけないし…)

 そんな三神ですが、驚くことにマスター帯では優勝することがずっとなかったのです。記憶がただしければ、決勝の舞台に上がったこともなかったはずです。

 そして、レギュレーションCのレギュレーション落ちが発表された後のCL福岡、実質三神が使える最後のCLが行われました。私自身、『白馬バドレックス』のデッキを用いて参加していました。(結果は7-2でした。)トーナメントに上がらなかった悔しさと走り切った満足感で新幹線に乗りました。そして決勝戦をスマホで見始めました…

 決勝戦に上がっていたのは、まさかのまさかの三神…もう1人の決勝進出者のデッキは非エクのクワガノンをもちいたデッキです。こちらも非エクながら破格の性能を持ち『三神は非エクに強い』という大前提すら揺らぎかねない強さのデッキです。
 先攻はクワガノンの選手から始まり試合が進んでいきます。三神側のプレイヤーには当時クワガノンをケアする為のミュウが入っておりません。(今でいうマナフィです。クワガノンはベンチにも200点を飛ばしてくる凄まじいポケモンです。)なので、デッキを回すためのポケモンも安易に置くことができません…

 多くの駆け引きの後、三神側のプレイヤーが勝利を収めます。勝利直後には顔を両手で覆い、涙を流していました。私自身も新幹線の中感動のあまり涙を流しました。多くのプレイヤーが歓喜に打ち震えていたのをよく覚えています。この優勝したプレイヤーが、後のCL愛知の配信で『はじめてアルセウスディアルガパルキアを優勝に導いた唯一の男』のような言い方をされていたのも最高にかっこよかったです笑。

 1プレイヤーとして魂を揺さぶられる試合間違いなしなので是非見ていただきたいです!


3.PJCS2021より、レッドパーフェクション
『ネバシヒロカズ選手』

 この大会は、ガルシア杯主催のガルシアさんも配信宅に登場されております。この大会はこの試合がベスト!というよりは『レッドパーフェクション』というデッキとそのデッキを駆使し、見事2位の偉業を成し遂げた『ネバシヒロカズ』選手に焦点を当てていきます。

 この大会では、黒馬バドレックスや連撃ウーラオスが猛威を奮っており、どのデッキを握るか…どのデッキに勝てるようデッキを組むか…など難しい環境でした…そんな中、そのすべてのデッキに有効プランやポケモンを搭載したドリームデッキレッドパーフェクションが配信に現れます。
 そもそもレッドパーフェクションとはなんぞや?という方にお話しますと、まずミュウツー&ミュウgxというポケモンがいます。


 ベンチ、トラッシュにあるすべてのgxポケモンの技を使えるという、まさにミュウ達にふさわしいとんでもない特性を持っています!!それゆえ、どんな技が飛んでくるのか、実際にトラッシュは場に現れるまではヒヤヒヤします…

 このミュウツー&ミュウgxを用いてネバシ選手はJCSという大きな舞台で2回も後攻1ターン目の動きで試合を決めます笑 豪快かつ、器用なまさに『なんでもできるすごいやつ』の暴れっぷりを是非見ていただきたいです笑

 また、この『ネバシヒロカズ選手』は明日行われる四天王決定戦にも出場されます。是非、過去の試合からもこんな方が明日大きな挑戦に臨まれるんだ…!!と予習をするのも悪くないと思います!

 私自身も配信をみて、本当に感動しその直後のシティリーグでも60枚同じデッキを持ち込みました。
 そのあと、このレッドパーフェクションというデッキに惚れ込みファンアートも描きました笑

 動画リンクも下記に記載しますので是非見ていただきたいです!


 以上が、私の上がる『印象に残った対戦』になります!ガルシア杯に無事抽選を超えて参戦できるのが楽しみです!
 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
#ガルシア杯

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