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空間AI白書 - ワークショップレポート
5月16日(火)に日建設計さんの本社ビル3Fにある共創の場「PYNT」で、DDLチームのみなさんと建築×AIのイベントを開催しました。AIのイベントを自分で開催するのは初だったのですが、DDLの皆さんとPYNTの運営の皆さんのおかげで無事開催することができました。感謝です。会は想像を超えて盛り上がり、せっかくなのでその記録を簡単にまとめてみました。
イベントの様子
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当日の様子はこのような感じ。爆速で無くなってしまったチケットを獲得した60名の皆さんが当日キャンセルほぼなしで参加してくださいました。満員御礼感謝です!参加してくださったみなさんありがとうございました。
イベントの流れ
イベントの流れはこのような感じ。結構キツキツ。
開会の挨拶+AIに関する講義&minレクチャー:30分
Midjourneyを使ったチームでのワークタイム :60分
生成画像を眺めてコツや発見の共有タイム :30分
実際は30分ほどオーバーしたのですが、なんとか場所が閉まるまでに終えることができました。AIに関する説明が爆速になってしまったのですが、きちんとキャッチアップをしてくださった参加者の皆さんすごかったです。
ちなみに今回の開催したワークショップを「Prompt Hackathon for Architect」と命名して呼んでいたのですが、その後調べてみると「prompt-thon」なる言葉が世の中には生まれているようです。「Architecture prompt-thon」みたいな感じで呼ぶといいのかな〜と思ったりしてます。
レクチャータイム
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冒頭ではAIについての基本的な知識を解説をしています。資料自体は割愛しますが、世界的な動向や事例紹介、法律や倫理を巡る課題など、AIと付き合っていくにあたり必要なことを簡単にお話ししました。
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AI全般の知識について建築や空間デザインにはどのように活用することができるのかを、これまで自分が実験をしてきた事例も紹介しています。
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こちらについては以前書いたnoteにもいくつかの内容は記載しているので気になる方はご覧になってみてください。
練習タイム
課題に取り組む前に基本操作を触りながら覚える時間です。今回はAIを触るのが初めての方が多く基礎の基礎から。イベントの時間も短かったので、一番簡単に始められるMidjourneyを使用しています。
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課題発表
そして課題発表です。今回は「NEW TOKYO LANDMARK」というテーマにしました。1時間でテーマに沿ってチームて画像生成を行います。
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ワークタイム
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皆さん本当にすごい熱量でした。提出時間ギリギリまでもう1枚!と粘る姿が建築の人っぽさがあってとても良かったです。
発表
今回は課題の提出をtwitter投稿としたので、ハッシュタグで検索してもらえればすべて見ることができます。下記はそのまとめです。ほぼ初心者の方が1時間でこれを出力することができるってAIやっぱりすごいですよね。気に入った案があればtwitterで是非コメントしてあげてください!
【NEW TOKYO LANDMARK】
— yurica takemura (@yurica1019) May 16, 2023
midjourney ハッカソンで東京の新しいランドマークをつくってみた!!
内観1:zahaリノベの銭湯
内観2:zaha によるsushi bar
外観1:木造ランドマークと動物達
外観2:全体像きれい目@kuririnaofunv #PYNTきた #プロンプトハッカソン #team1 pic.twitter.com/t0QqSyQftg
スポンジのように人を集める建物#PYNTきた #プロンプトハッカソン #2チーム pic.twitter.com/ZzTfco6Bln
— 村上 ワトソン (@JZpumhupcMJTyx7) May 16, 2023
東京の新旧タワーが共存した皆が楽しめる公園スペース #pyntきた #プロンプトハッカソン #team3 pic.twitter.com/q7aUpJD2BC
— Ikkei kasajima (@ek_whipper) May 16, 2023
東京新名所不夜城#PYNTきた #プロンプトハッカソン#チーム4 pic.twitter.com/swbvkux7fG
— linaria (@bolappippam_) May 16, 2023
新しいピラミッドを渋谷に作り、渋谷を森に変えて行きます。#PYXTきた #プロンプトハッカソン #team05 pic.twitter.com/P6oAD7QNaI
— 杉山太一 Taichi Sugiyama (@IJXmP4trj07DLYW) May 16, 2023
Covering Tokyo#PYNTきた#プロンプトハッカソン#Team6 pic.twitter.com/aYFeAExPhB
— 千葉 美幸 (@archiba) May 16, 2023
\NEW TOKYO LANDMARK/
— NaOTO|パラレルデザイナー \AIを駆使したデザインを学び中/ (@r_c_crecom) May 16, 2023
"スカイツリーに変わる新しい都内タワー" チームメンバーでMid journeyを使って画像生成! #PYNTきた #プロンプトハッカソン #TEAM07@kvwxyz
ケビンがほとんど作りましたw pic.twitter.com/7MQ6inmp6n
Tokyo Olympic 2XXX#PYNTきた #プロンプトハッカソン #8 pic.twitter.com/CT7lJdpQkX
— 𝗬𝘂𝘂𝘀𝘂𝗸𝗲 𝗢𝗸𝗮𝗱𝗮 (@you_dae) May 16, 2023
中世の城から現代のビルまで全部まとめてAIコントロールのドローンに侵略された東京の、新しいランドマーク#PYNTきた #プロントハッカソン #お城チーム pic.twitter.com/bS1HVmJ60u
— 梅澤秀太 (@Ume95shu) May 16, 2023
「仮想空間のためのデータセンターatTOKYO」#PYNTきた #プロンプトハッカソン #チーム10
— Tomofumi Yamashita (@tmfm_yamasita) May 16, 2023
日建設計のプロンプトハッカソン、東京の新しいランドマークになる建築をデザインする!と題して、チームで検討した結果↓↓ pic.twitter.com/rdvA8nm2Fo
NEO Mt FUJI.#PYNTきた #プロンプトハッカソン #チーム11 #その2 pic.twitter.com/eCYUQ9kLF5
— bamboo (@hita_tahi) May 16, 2023
サイバーパンク都庁できた#PYNTきた #プロンプトハッカソン #チーム12 pic.twitter.com/vqEQinUClz
— Yusuke Mitsuda (@yusuke32d) May 16, 2023
木の柔らかさとネオンの明かりが融合した東京らしいタワー!#PYNTきた#プロンプトハッカソン#チーム13 pic.twitter.com/ZeUM1Ipssv
— ひらまつ ななこ (@pyrite106) May 16, 2023
上2つは国技館を魔改造
— 上野辰太朗 (@shintaro_ueno) May 16, 2023
最後に雑誌の表紙
3枚目はSkytreeポスター
4枚目は"sight"を拾って怪しげな目が生成された!#PYNTきた #プロンプトハッカソン #team14 pic.twitter.com/8wzK934SQ8
Tokyo Green High Line#PYNTきた#プロンプトハッカソン#team15 pic.twitter.com/jUQtcrjyS7
— Shiori Niimi /新美志織 (@chip_0111) May 16, 2023
後記
イベントは投稿して終わりでしたが、これをきっかけにAIの沼に入ってるや、チームメンバー同士で情報を交換しあってる人もいて、開催して良かったな〜と思っています。
建築というジャンルで、短時間で気軽にできるワークショップはなかなかないので、学生の皆さんも仲間とやってみるのオススメです。
まんまと沼にハマっている、midjourney pic.twitter.com/EyhhpXTu1p
— モズミユウジ (@YujiMozumi) May 20, 2023
midjourneyはちょこちょこ触ってたけど、結局自分の"癖"みたいなものは1人だと結構抜け出すのが難しく。それをいくつかこういう場だと発見できたのが良かった。
— yurica takemura (@yurica1019) May 16, 2023
トータルでは、走りながら考える系の自分の思考プロセスには結構あっていて引き続き勉強したいなというところ✏️
気軽に作れる感じもあって、ワークショップで、凄い盛り上がるコンテンツであることがわかってしまった。みんな沼にハマってしまったに違いない。 #プロンプトハッカソン
— 角田大輔 / Daisuke Tsunoda (@dfloor) May 16, 2023
日建設計のPYNTで開催した #プロンプトハッカソン に参加!
— さとう たかゆき|インテリアデザイナー (@t_sato_vis) May 16, 2023
一人で黙々やってるよりも複数人でやった方がたくさん出力出せるし、いろんな方向のアイディアも集まるし、学びしかなかったなぁ。でも何より、楽しかった!ありがとうございました!#PYNTきた pic.twitter.com/XzD4xP0LC3
今後
とても面白いイベントになることがわかったので、機会があればまた開催できればと思っています。ワークショップをやってみたい!という企業や大学や団体の方がいましたら是非お声がけください。
それでは皆さんよき画像生成ライフを〜
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