思い通りじゃなくていい
2回目の福岡旅行に行ってきました。
1回目は福岡到着寸前にスマホが壊れて大パニック。
現地で修理してもらってなんとか目的(ライブ参戦)は果たせたのですが、予定していた観光地への来訪が叶いませんでした。
で、その行けなかった観光地をオンラインチケットの期限が切れるギリギリ手前で巡ってきたのです。
1回目の時はスケジュールをパンパンに組んでいて、旅行最終日に福岡から千葉のセミナーに直行し、「こんなことがあって大変だったんです〜」とセミナーの先生に話したらこう言われました。
「あなた、物事を思い通りにしようとしすぎなんじゃない?」
「ライブは行けたんだから、目的は達成できたでしょ」
ハッとしました。
そうなのです。
修理代が17,000円もかかったし予定していた観光ルートは回れなかったけど、お目当てのライブには時間通りに行けて、内容もとても良かったのです。
宿泊も食事も飛行機も、多少のイレギュラーはあったものの困ることはなかったし、行けなかった観光地は後日ちゃんと巡ることができたのです。しかも2回目の方が天気が良く、海や梅の花も見られて大満足でした。
そう、私が不満だったのは、アクシデントが起きてスケジュール通りにいかなかった、期待通りにならなかった、想定外の費用が発生した…という思い通りにいかなかったことだけで、リカバリーできないほどの深刻な損失はなかったのです。
むしろトラブルが起こったことで、スマホに依存することの危険性、スマホが壊れた時の対応を実践で学び、セミナーで先生に指摘されて思考の癖に気づけた…という一連の体験学習だったと思います。
思い通りにいかないと不安になったり焦ったりイラついたりしてしまうのは、コントロール欲求が強く、想定外の事態への対応力が弱いということです。
みんな私が描いたシナリオに合わせなさいよ!
想定外の出来事なんて起きたら困るの!
だって私はシナリオ通りにしか動けないし、アドリブとか無理なんですう〜〜>_<
ってやつです。
こういう人はめちゃめちゃストレス溜まりますし、不満だらけです。
私もこれを書いていてブーメランのように言葉が胸に刺さっています 笑
思い通りにいかないのは珍しいことじゃないし、その都度臨機応変に対応すればいいのです。
一見マイナスに思えても、複合的・長期的に見ればプラスのことも多いです。
この考えは一朝一夕で身につくものではないので、場数を踏んで慣れましょう。
今日も、ストレッチの施術を受けに行くのにTシャツを忘れて青くなりましたが、コンビニで買ってことなきを得ました。
意外となんとかなるもんです。