大阪万博と震災復興事業

大阪万博13兆円。やっていることは無茶苦茶だ。批判する人は多い。



しかしながら、東日本大震災の被災者の一人であり、その後の復興事業を現地で見てきた私は、逆に驚いています。



日本政府が全力を挙げて、新しい税金まで徴収して「大震災の復興事業のためだ」という錦の御旗の元につぎ込んだ金が34兆円。あの大震災の復興事業だと言えば、誰も反対は出来ない。



ところが、たかが大阪府を治めているに過ぎない維新が大義名分のへったくれもない大坂万博を名目にして突っ込んだ金が13兆円。びっくり仰天です。



えええ!大阪維新って、あんな下手な芝居で13兆円シロアリどもに餌が撒けるんだ。国家がやった事業が34兆円なのに、たかが大阪府しか支配していない維新が13兆円。



すげー。



いいですか、東日本大震災復興偉業も大坂万博も、「無駄で無意味」という点では同じなのです。要するに政治家は、「どれだけ国民から巻き上げた金をシロアリどもに餌として提供出来るか」なんです。何故ならシロアリどもこそ、この国の本当の主(あるじ)だから。無論日本はアメリカの属国だから、当然ワシントンという支配者がいて、さらにその背後にウォ―ル街という真の支配者がいるんですが。



いずれにせよ、無駄な事業にどれほど公金を費やしたって、それに疑問を抱くのは物言えぬ国民であり、逆に「これは無駄だ」と言ってシロアリどもの餌を減らして怒るのはこの国の実権を儀っているシロアリどもなのですから、彼らの操り人形に過ぎない政治家なんてものはそんなことは出来ない。



経済こそ社会の土台です。経済が政治を支配しているのであって、その逆じゃないんです。


https://www.ayumino-clinic.com

いいなと思ったら応援しよう!