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子育て & 英語学習開始 in the U.S.

やっとアメリカでの話に戻ります。

なんで学校に行きたくなかった話をしたかと言うと、この経験が長女のアメリカで現地校に飛び込んだ大変な時期の心持ちに割と影響していることが理由のひとつです。彼女は英語をほぼ理解できない半年ほどの間も、先生も怖くないし言葉は分からないけど前の学校より全然いい、と話し一度も行きたくないなぁとは言いませんでした。複雑な気持ちになるところは少しありますが、言葉も文化もルールも分からない大変な環境で乗り切る"バネ"のような役割を果たしてくれたのでしょうか…なかなか強烈なバネになったように思います。

そして アメリカについた日 でも書いた通り、海外に住むことになるとは思っていなかった私は英語学習をそれほどしてきていませんでした。

大学在学中ひと月だけ英語圏にホームステイ+語学学校、ボランティアというプランで行き、英語けっこう面白いなとは思ったものの、その後すごく力を入れて英語力を向上させるようなことはせず、大学で受けたTOEICのスコアは580点が最終だったと思います。そしてその頃の私、TOEICを実力テストのようなものだと思っており、一才試験対策はしておりませんでした🤷‍♀️おーい。過去問とか。

子どもたちは当然英語は話せません。アメリカに行くことが分かった時点から英会話クラスには通いだしましたが、数か月では挨拶や少ーし単語がわかるようになったくらいでした。私も英会話クラス通いましたが、思った以上に通じないし先生の話してることも分からなくてへこみました( ´∀` )

住む予定のエリアには日本人学校(私立)もいくつかありましたが、5年前後は滞在するだろうとの話だし、子供たちはローカルの小学校に入れた方が本人たちも今後暮らしやすいだろうと思いました。(移民の多いエリアで、外国人も無料で通えるしESL制度も多くの学校にあった)土曜日は日本人補習校に行くことにしました。

子どもたちには何度も、最初はわからなくて当たり前。私たちは日本で暮らしていたから日本語が話せる、アメリカの人たちはアメリカで暮らしているから英語が話せる、それだけの話で、学んでいけばだんだんわかるようになるから、一緒に頑張ろうね。と話していました。分かっていても、その中にいると辛いのは大人でも辛いんですけどね😢

私は、その頃だんだんと英語欲が自分の中で高まってきていました。この5年で絶対英語話せるようになりたい!と思ってました。特に英語圏に住むことになったらそう思う人は多いと思います^^

住む予定のエリアは、日本を含むアジア圏からの駐在員+永住ファミリーがたくさん住んでいて、子供の通う予定の学校はクラスにも何人か日本人がいる可能性が高く、学校側も割と対応に慣れているということだったので、そこまで心配していませんでした。

ここでその当てが外れることになるとは思ってなかった...

実際に私たちがアメリカに到着したころは学校も冬休みに入る頃でしたが、滑り込みで新学期からの入学手続きをしに行くことができました。学校に直接行くわけではなく、そのエリア全体の学校を管理しているオフィスに向かい、各種必要書類を出し住所を伝えました。通常一番近所の学校に入学することになるのですが、ここでオフィスの方が

ー本来 A Elementary Schoolが一番近いし日本人の子も多くていいんだけど、今いっぱいで入れないので、B か C に入るしかないですね。地図で見てみて。

と... overflow(あふれる)という言葉が耳の中にガーンガーンと響きました😨

B と C の位置を確認。遠い😨 家から車で20分。Aなら徒歩で行けるくらいなのに。どんな学校なのかも全然わからない。急に色々心配になりだしました。

でもオフィスの方が、

ーB も日本人少しいたと思う、ESLもあるよ。しばらくここに通って、A Elementaryが開いたら連絡してあげる。

と言ってくれました。色々聞いてみたけれど、もう今は選択肢が他にないとはっきり分かり、まだ近いほうのB Elementaryに通わせることに決めました。色々気持ちを切り替える必要があるし、子供にも話さないと、とそんなことを考えていました。


つづく

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