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AKB総選挙の究極進化版!?仮想通貨「チリーズ」の目指す未来とは


2017年の仮想通貨バブルの際に
いろいろ買ったICO銘柄のうち、
最近爆上げしているものがあったのでどんなもんなのか調べてみた。
(知らずに買っていたわけだからシロートってアホやなw)

調べた結果、どんな通貨だったのか一言で言うと、
超絶進化版AKB総選挙トークンだった。

解説は最後に書いてます。



調査銘柄

チリーズ

用途

サッカーなどのスポーツクラブとそのファンをつなぐプロジェクト、
そのプロジェクトで用いられる。

チリーズの基礎情報

通貨(トークン)名 チリーズ(chiliz)
ティッカーシンボル・単位 CHZ
現在の価格(2021年3月13日時点) 約94.35円
時価総額(2021年3月13日時点) 約5,230億円
時価総額ランキング(2021年3月13日時点) 18位
公式サイト chiliz公式サイト
プラットフォームアプリの公式サイト Socios.com
ファントークンを取引できる仮想通貨取引所 Chiliz Exchange
ファン投票/報酬のプラットフォームアプリ「Socios.com」
スポーツクラブの公式ファントークンを取引できる仮想通貨取引所「Chiliz Exchange」


特徴

ファンが投票を行えたりイベントに参加できる
"ファンビジネス”の新しいイノベーションとして注目される。

(サッカーチームをメインとする)各スポーツクラブが
独自のファントークンを発行し、
チリーズはそのファントークンのハブとなる。

チリーズでしか解決できない問題

スポーツクラブチームのファントークンとの取引ハブ機能


※ファントークンとは

スポーツクラブの独自トークンのこと。

値動きを利用してトレードで利益を狙うような
既存のトークンへの利用用途はもちろん、
以下の用途に利用できる。

①クラブチームとの交流を深める
②クラブ公式投票イベントに参加する
③特別な報酬を獲得する

チリーズと提携したスポーツクラブは、
ファントークンを用いた資金調達手段である
ファントークンオファリング(FTO)などを通じてトークンを発行・販売し、
トークンセール終了後にはファントークンが取引できるようになる。

ファントークンを購入すると
そのクラブチームが主催する公式投票イベントへの
投票権を獲得することができる。

自分がファンの一員であることを証明しながら
様々な事柄を決定するイベントで
実際に投票することが可能となる。

イベントの例
・クラブのジャージのデザイン決定
・練習場の名称決定
・スタジアムで流す曲の決定
・試合のフォーメーション決定


簡単に言えば、
AKB総選挙の各スポーツクラブチーム版だと思った。

さらに言えばその拡張版であり、
チームの運営に直接的な影響力を持つ形で
イベントに参加できる。

投票券(投票権)をCDに付けて売るのではなく、
通貨に投票権を付けたイメージ。


チリーズの現状

2021年2月以降、特に3月に入ってさらに強く急騰。
要因はアメリカ市場への進出を発表したこと。

チリーズの主戦場はこれまで、ヨーロッパ諸国のサッカークラブだった。

しかし2021年3月2日にチリーズが
アメリカ・ニューヨークにオフィスを開設し、
ニューヨークのスポーツ業界に
5,000万ドル(約55億円)を投資しているとメディアで報じられた。

アメリカの主要な5つのスポーツリーグに
関連したファントークンを立ち上げるためのよう。


これによりヨーロッパのユーザーだけでなく
アメリカを巻き込んだユーザーの利用が考えられるため
需要が爆発的に伸びると推測する向きもある。

もちろん今後他の国や地域での進出が発表されれば
同じように価格が伸びる可能性が高い。


コインチェックと連携開始

また、日本国内仮想通貨取引所コインチェックからは
チリーズとの連携が発表がされている。

連携を通じて、
チリーズのプラットフォーム「Socios.com」で利用できるトークン(NFT)を
3月末までにコインチェックの
「NFTマーケットプレイス」で取り扱えるよう検討を進めていくと。

過去にエンジンコインとコインチェックが提携し、価格が高騰。
そこから上場まで行われ価格が5倍以上に上がったストーリーを考えると、
チリーズにも期待がかかる。


チリーズの上場状況

Chiliz Exchange(チリーズエクスチェンジ)
BINANCE(バイナンス)
Huobi Global(フォビグローバル)
OKEx(オーケーイーエックス)
Bitfinex(ビットフィネックス)
KuCoin(クーコイン)
FTX(エフティーエックス)
Uniswap(ユニスワップ)
HitBTC(ヒットビーティーシー)
Bitcoin.com Exchange(ビットコインドットコムエクスチェンジ)
※日本国内での上場はまだなく、全て海外取引所


今後のファンダメンタル

チリーズの今後を占うポイントは次の2つ。

・アメリカ市場への進出
・ファントークンの取引所への上場

◎アメリカ市場への進出
先ほど述べた通り、チリーズはニューヨークにオフィスを構え、
アメリカのスポーツリーグへの進出を画策している。

しかしアメリカ進出のニュースは
2021年3月にメディアから報道されたばかりで、
どのスポーツリーグと提携するのかなど
具体的なことはまだ発表されていない。

今後の発表や実際にファントークンが立ち上げられた際には、
価格にも影響を与えることになる。


◎ファントークンの取引所への上場
ファントークンの状況もファンダメンタルを占う指標となる。

ファントークンに価値が付けば、そのトークンと交換できるチリーズの価値も上昇するからだ。
したがって、以下の要素もチリーズのファンダ要素となる。

・ファントークンがつくられたチームの人気
・ファントークンを保有することによる特典の内容


現在の提携状況

なお2021年3月現在チリーズは、
次のスポーツクラブや団体のファントークンと取引することが可能。

◎サッカーのクラブチーム

- FCバルセロナ(スペイン)
- ユベントスFC(イタリア)
- パリサンジェルマンFC(フランス)
- アトレティコ・マドリード(スペイン)
- ガラタサライ(トルコ)
- ASローマ(イタリア)
- CAインデペンディエンテ(アルゼンチン)
- アポロン・リマソール(キプロス)
- トラブゾンスポル・クラブ(トルコ)
- BSCヤングボーイズ(スイス)
- シント・トロイデンVV(ベルギー)
- ノヴァーラ・カルチョ(イタリア)
- イスタンブールBBSK(トルコ)

※その他、eスポーツチームや格闘技にも複数提携済み

トークンは今後も提携する団体が増えると見込まれている。

世界中のプロチームが参加するとなると
仮想通貨プロジェクトの中でも
かなり大きいプロジェクトになるのは間違いない。

2021年3月時点において
国内のプロチームによる提携は発表されていないが、
もし今後参加するとなると
国内のプロチームのファンクラブの形が大きく変わるかもしれない。


まとめ チリーズはAKB総選挙の究極進化版を提供する

AKBはアイドル。
チリーズが対象とするのはプロのスポーツクラブ。

それはもちろん違う。
でも、やっていくことは同じだ。


人の興味関心が物の豊さだった過去20世紀とは異なり、
21世紀は心の豊かさに焦点が当たる。

そこへ来てビジネスで重要になっているのは
どのような心の充足体験を提供できるか。

AKBを始めとする、
投票権を必死に買わせたあのアイドルビジネスというのは
その先駆けだったと思う。

「会いに行けるアイドル」。

それが商品コンセプトであり、
ビジネスコンセプトだったわけだ。


そして、その参加型のファンビジネスは
さらなる進化を遂げようとしている。
というか、事実遂げている。


今まではスポーツ好きな人たちの間で、
好きで応援したい選手がいたとしても
「あの選手には頑張ってもらいたいなぁ」で終わっていた。

ブラウン管越しに見ていることしかできなかった。

ただ、今からそれはすごい速度で変化していく。

・クラブのジャージのデザイン決定
・練習場の名称決定
・スタジアムで流す曲の決定
・試合のフォーメーション決定

こういったことに、いちファンが影響力を持てる。


自分がファントークンを大量に保有し、
好きなスポーツ選手を応援する。

誰でもクラブ運営に参加できる。

そういった未来を、チリーズは作ってくれるかもしれない。


画像はカービィの敵キャラ
「チリー」です。
かわいい。

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