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ピクセルパターンとはなにか

こんにちは。
一応ピクセルアーティストと名乗っているこぐみ(@kogummy593)と申します。

題名にあるピクセルパターンについてですが、
2021年終わり頃から、テキスタイルのようなドット絵のパターン作品を作っており、
それをピクセルパターンと私は呼んでいます。

一体、ピクセルパターンとはなんなのか。
自分が初出ではないという多少のコンプレックスを抱きながら、今日まで「これはピクセルパターンです」「私の表現です」とゴリ押ししてきました。
ならば記事を書いて公然の事実にしてやろう私の表現としての解釈を伝えるべきだと思い、文字を打ち込んでいきます。
長めですが読んでくだされば幸いです。
また、埋め込みリンクが多めです。あしからず。


ピクセルパターンの作品を…の前に(読み飛ばしてOK)

題名から少し外れてしまうのですが、
見出しに使った写真の作品で、Shibuya Pixel Art 2022(通称:シブピク、SPA)において審査員賞優秀賞をいただきました。
ここを目標に活動してきたため、本当に嬉しかったです。
授賞式の写真を載せておきます。

撮っていただいたうち、一番映りがいいものを選ぶ奴

詳しくはシブピク公式YouTubeを見てください。
(2時間くらいある動画ですが、コメント欄に各賞の時間指定を付けてきたため、時間がない方はそこから見てください。)

本当はWebページの結果発表のリンクを付けたいところですが、今のところありません。この記事を公開した当初はなかったのですが、2022年のイベントに関わることがまとめられているページが公開されています。

他の方の作品もぜひ見てくださいね!

ピクセルパターンの作品を見よう

ここは超簡潔に、
画像だけで振り返ります。

2022年10月時点、dotpictからのスクリーンショット

お会いした方はぜひ名刺交換しましょう。

ピクセルパターンという言葉の初出

実は、言葉自体は私が初出というわけではありません。
どこから出てきた言葉なのかを探りたいところですが、正直言って分かりません。
アートの表現としては、このあたりが一番最初なのかなと思います。

私が調べた限りではあるのですが、
Twitterでは情報が出てくるものの、ネット検索では確かな情報が出てきません。
やはり頼るべきはTwitterなのか…。

ピクセルパターンと呼ぶのはなぜか

これ…
すごーく焦ったんです。
造形ストリームさん(Shibuya Pixel Art 2021┃Limited Pixel Art賞 受賞)という方がいらっしゃるのですが、

この投稿をされて、正直、
あぁあああぁぁ!
やられたああぁあぁぁ!!!

と思いました。
構想としてはやりたいことの1つとして頭の中にあったのですが、
どのくらいのサイズ感で作るか、どういう作り方にするか、本当に続けていく表現なのか、テキスタイルと呼ぶのは違うからどう呼ぶかなど、頭を抱えていたところでした。
肝が冷えました。(本当に個人的な話ですが。)
ちなみに急ぎで作ったプロトタイプはこちら。

まぐろ…。
そして焦った挙げ句、私は暴挙に出ます。

はい。
やりました。
巻き込みました。
事故です。
(造形ストリームさん自体は相互フォローしているし、この時点でやりとりもあるという弁明をしておきます。気にしていたのは私だけだと思います。)

いい人すぎる…。
今となっては、タイミング次第なことではあったし、ずっと悩んでいたら造形ストリームさん以外の方がやっていたかもしれないと思うと、発破をかけるできごとだったのかなと思います。

私の考え方

そもそも、なぜピクセルパターンという表現をしているのか。
それは、そういう存在のものが欲しかったからです。

テキスタイルを使用した服や小物、家具の数々。ものすごくお洒落で目を惹かれますよね。
しかし、ドット絵の柄というと、キャラクターがまず先に来てしまいます。
ドット絵自体は好きだけど、毎回キャラクターものを纏いたいわけではありません。
ないのなら、自分で作ろう、ドット絵の柄。
ということで始めました。
そのため、私が作るピクセルパターンにはキャラクターが入っていることもあるけれど、柄として作ることを優先しています。
近くで見ると、ドット絵のモチーフが見える。
でも遠くから見ると、幾何学模様のような柄に見える。
それが私の作るピクセルパターンです。

もっと前から作っている方がいます

いるんです。

ピクセルパターンという名称ではないですが、すでに表現として取り入れて、作品を作られている方がいます。
私が知る限りではピクセルアーティスト・映像作家・VJであるクリエイターのm7kenjiさんが、さまざまな作品の中に組み込んでいます。超大物です。

こんなかっこいい作品を作れるようになりたいですね。

まとめ

テキスタイルの説明を省きましたが、テキスタイルデザイナーの方は、
糸、織り方や染め方、柄など、生地そのものを1から作る職業であるため、
私のように柄だけを作ることは正確にはテキスタイルデザインとは呼べません。
だからこそ、ドット絵のパターン(テキスタイルデザインのようなもの)をピクセルパターンと呼ぶことにしました。
とても気に入っている表現です。

これからも、ピクセルパターンの作品を作っていければいいなと思っています。

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